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横浜の高校生鍵山優真さん オリンピック初出場で銀メダル 関係者「感無量」

提供=六角橋商店街連合会

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 横浜出身で在住の高校3年生、鍵山優真さんが、2月10日、北京オリンピックのフィギュアスケートで、銀メダルを獲得した。

団体戦も銅メダル 六角橋中学校同窓会が新たな横断幕

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 鍵山優真選手は、2003(平成15)年5月5日、横浜市生まれ。富山県や長野県を経て、中学1年生から横浜に帰郷。横浜市立六角橋中学校(横浜市神奈川区六角橋5)卒業後、通信制の星槎国際高等学校横浜に在学中。

 父で、1992(平成4)年と1994(平成6)年にフィギュアスケート男子シングル日本代表の鍵山正和さんがコーチを務めており、横浜銀行アイスアリーナ(神奈川区広台太田町1)を練習拠点としている。

 母校の六角橋中学校同窓会は、1月下旬から六角橋商店街に「オリンピック出場おめでとう」の横断幕を掲げ、2月10日のフリー滑走の際には、同窓会役員3人が校長とともに校長室のテレビで活躍を見守った。

 同窓会の秋本丈晴会長は、同窓のオリンピック選手の快挙に「とにかく感無量」と声を弾ませ、メダルを獲得した時のために準備していた新たな横断幕を「銀」の字で仕上げた。

 横浜銀行アイスアリーナでも、壁やスケートリンクなどに、おめでとうの張り紙を掲げて祝福。スケートリンク事業部長の永嶺隆司さんは「ここで練習した結果が銀に結びついて、感無量。一般利用のほか、選手を目指す人向けのコースではインストラクターの紹介も可能」と話す。鍵山優真選手の父の鍵山正和さんは同アリーナの専属コーチで、教えを受けられる可能性もあるという。

 鍵山優真選手はメダル獲得後の会見で「スケートを始めてからすべての努力と夢の詰まった銀メダル」とコメントし「自分の成長を感じている」とも。

 同種目の総合得点は1位から順に、ネーサン・チェンさん=332.60点、鍵山優真さん=310.05点、宇野昌磨さん=293.00点、羽生結弦さん=283.21点。

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