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横浜市のワクチン「集団接種」は5月17日から 4月23日から高齢者に個別通知を発送

個別通知封筒には接種券、予診票、ワクチン説明書、接種案内チラシを同封

個別通知封筒には接種券、予診票、ワクチン説明書、接種案内チラシを同封

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 横浜市は4月14日、新型コロナウイルスワクチン接種に向けた準備状況を発表した。高齢者へのワクチン接種についての個別通知は4月23日から発送する。

ワクチン接種「個別通知」で届く接種案内チラシ

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 高齢者施設などに入所している人以外の高齢者に対して、4月23日に80歳以上(約29万人)、30日に75歳以上(約19万人)、5月10日に70歳以上(約24万人)、5月14日に65歳以上(約21万人)にワクチン接種についての個別通知を発送する。個別通知には接種券、予診票、ワクチン説明書(効果、注意点等)、接種案内チラシを同封する。

 新型コロナウイルス感染症のワクチン接種は、高齢者施設で行う「施設接種」、市が設置する特設会場で行う「集団接種」、身近な病院・診療所等で行う「個別接種」の3つの手法で実施する。

 「集団接種」は、5月17日に青葉スポーツセンター(青葉区)で接種を開始し、19日から市内19カ所の会場で接種を始める。4月15日までに各区のすべての接種会場を設営を完了し、各会場でシミュレーションを実施する。予約は5月3日9時から開始する予定。横浜市専用の予約サイト(Web、スマートフォン)と電話で予約ができる。個別通知に同封する「接種案内チラシ」で予約サイトのURLや予約センターの電話番号を知らせる。

 「施設接種」は、4月12日から高齢者施設に入所している方を対象として、介護老人保健施設(老健)と特別養護老人ホーム(特養)で実施している。4月に国から供給される「施設接種」に使うファイザー社製ワクチンは18箱(1箱975回接種分)。5月中に400~500施設をめどに接種を実施する予定。対象となる施設は、介護老人保健施設、特別養護老人ホーム、介護医療院、介護療養型医療施設、 認知症高齢者グループホーム、住宅型有料老人ホーム、養護老人ホーム、軽費老人ホーム、ケアハウス、サービス付き高齢者住宅など。

 「個別接種」は、市内約1,070カ所の医療機関(病院=約70、診療所=約1,000)で6月以降に実施する予定。接種医療機関については、5月中旬以降にホームページ等で発表する。

 横浜市では「国はすべての高齢者が接種できる量のワクチンを6月末までに各自治体に順次供給する見通し。希望する方は必ずワクチンを接種できるので、慌てずに予約してほしい 」と呼びかけている。

 横浜市は3月に、ワクチン接種に関する問い合わせに対応するコールセンター(TEL 0120-045-070)を開設している。各年代の接種開始時期や接種会場など、接種のための全般的な相談に応じる。受付は9時から19時まで。土・日曜や休・祝日も対応する。聴覚障害者にはFAX(050-3588-7191)で問合せを受け付ける。

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