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象の鼻パークでアートと光の祭典「スマートイルミネーション横浜」 国内外15組のアーティストが参加

久保寛子さんの作品「海足(うみあし)」。畑で害獣対策に使用される金網やネットを素材とし、農民の労働と生産へのオマージュとして制作された作品「泥足」に、光という要素を加えたという

久保寛子さんの作品「海足(うみあし)」。畑で害獣対策に使用される金網やネットを素材とし、農民の労働と生産へのオマージュとして制作された作品「泥足」に、光という要素を加えたという

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 象の鼻パーク(横浜市中区海岸通1)を中心とした横浜都心臨海部で10月31日、アートと光の祭典「スマートイルミネーション横浜2018」が開幕した。

高橋匡太さんの作品『音色ランデブー』

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 「スマートイルミネーション横浜」は、最新の省エネルギー技術とアートを融合させて新たな夜景の創造を試みるアートイベント。創造都市と環境未来都市の推進に取り組む横浜の特色を生かして2011年にスタートし、今年で8回目となる。

 会期中は、歴史的建造物のライトアップや体験型インスタレーション、ワークショップなど国内外の全15組のアーティストによるさまざまなプログラムを展開。LEDや有機EL、蓄光塗料、蓄電型バッテリー電源などを使用し、環境技術の実証展示の場にもなる。

 参加アーティストは、荒牧悠さん、金大偉さん、日下淳一さん、久保寛子さん、高橋匡太さん、TETSUJIN(高橋哲人さん、モシ村マイコさん)、徳永宗夕さん、原倫太郎さん、FUKUPOLY、森貴之さんほか。企業や大学研究室も参加する。

 アートディレクターの岡田勉さんは「横浜はもともと夜景がきれいな街だが、その夜景に変化を与えることで、みなさんで環境や都市景観について考えるきっかけにしてほしい。世界一暗いイルミネーションイベントかもしれない」と話す。

 会期は11月4日まで。開催時間は17時30分~21時30分。各プログラム詳細はホームページから。

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