横浜で共創オープンフォーラム-「コクリコ坂から」キャンペーンを検証

©2011 高橋千鶴・佐山哲郎・ GNDHDDT

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 パシフィコ横浜(横浜市西区みなとみらい1)で3月27日、「第2回共創オープンフォーラム・ヨコハマ」が開催される。

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 昨年の夏、1963年の横浜を舞台にしたスタジオジブリの最新映画「コクリコ坂から」が公開された。横浜市では同映画の公開に伴い、スタジオジブリの協力のもと、映画の特別協賛者であるKDDI、舞台となった自治体横浜市、地域、関係者などさまざまな主体の連携により、映画の世界を追体験できるような集中キャンペーンを展開。新たなにぎわいの創出や観光集客増加など、地域経済の波及効果をもたらした。

 今回のフォーラムでは、同映画を通じた公民連携によるキャンペーンの成果を振り返り、公民連携による横浜の観光・MICEの集客促進に向けた今後の展望について議論する。主催は横浜市政策局共創推進課・文化観光局集客推進課。

 プログラムは2部制で、第1部では、各テーマ「コクリコ坂から×KDDIキャンペーン@横浜市」(KDDI新規ビジネス推進本部長の雨宮俊武さん)、「映画『コクリコ坂から』と横浜」(三鷹の森ジブリ美術館事務局長・前スタジオジブリ広報部長の西岡純一さん)、「映画『コクリコ坂から』を通じた観光プロモーションと横浜市の観光・MICEの取組」(横浜市文化観光局集客推進課担当係長の貝田泰史さん)、「映画『コクリコ坂から』を通じた公民連携の取組」(横浜市政策局共創推進課担当係長の河村昌美さん)による基調講演。

 第2部では、「横浜の観光・MICEにおける公民連携の可能性」と題したパネルディスカッションを実施する。パネリストは、KDDIの雨宮さん、三鷹の森ジブリ美術館事務局長の西岡さん、NDCグラフィックスの金江秀一さん、横浜開港資料館 主任調査研究員の伊藤泉美さん、横浜市政策局共創推進室長の薬師寺えり子さん、横浜市文化観光局集客推進課長の若林和彦さん。

 フォーラムの様子は、インターネット「tvkヨコハマネットTV」で生中継する予定。

 共創フォーラム担当者は「ジブリ映画『コクリコ坂から』のプロモーションタイアップについて、KDDIの雨宮俊武さん、三鷹の森ジブリ美術館事務局長の西岡純一さんのお話を聞ける場はまずございません。また、会場には映画『コクリコ坂から』の原画(複製)8点と、映画の中でキーアイテムとして使われている新聞『週刊カルチェラタン』7点も展示します。特に、カルチェラタン新聞の全てをご覧いただける機会は初めてですので、ぜひお見逃しなく」と話している。

 会場はパシフィコ横浜 会議センター5階。開催時間は13時~16時10分(交流会は16時15分~)。入場無料(交流会は参加費1,000円)。事前申込制で、先着100人。申し込み・詳細はホームページで。

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