BankARTで横浜インターナショナルスクールの卒業作品展

作品の前に立つ横浜インターナショナルスクールの学生(左より、Kimi Judsさん、Taylor Toussainさん)

作品の前に立つ横浜インターナショナルスクールの学生(左より、Kimi Judsさん、Taylor Toussainさん)

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 BankART Studio NYK(横浜市中区海岸通3)で、横浜インターナショナルスクール(横浜市中区山手町)の卒業作品展「IB Diploma Art Exhibition」が開催されている。

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 同展では、横浜インターナショナルスクール(中区山手町258)の国際バカロレア後期課程美術科専攻の15人の生徒が2年間のコースの中で制作した作品を展示。生徒たちは、英語や数学などの教科と両立しながら、絵画や彫刻、ファッション、映像などさまざまなアートの作品づくりに取り組んできた。

 会場では生徒の顔のイラストをそれぞれの展示エリアの入り口に配し、名刺代わりにfacebookなどソーシャルメディアのプロフィールを置く工夫も。アメリカのストリートカルチャーや日本のポップカルチャー、古典文化など、それぞれの背景や好みを反映した作品が展示されている。

 作品は、写真撮影ソフトとプロジェクタを生かした「Purikura / Photobooth」、ボディペイント・写真「Aboriginal Body Paint」、ミックスメディアとフォトショップ「Handful of dough」、フォトショップでデザインしたファブリック「Pilialoha」ほか。

 学校外での展示は今回が初めてで、講師のJames McCroryさんは「学校の関係者だけでなく、日本人の学生や雑誌の記者など来場者の幅が広がった。これをきっかけに、地域とのつながりをより大切にしていきたい」と話している。

 横浜インターナショナルスクールは1924年に設立され、世界で2番目に「インターナショナル」と名付けられた学校。現在は47カ国から730人の生徒が、プリスクールから第12学年(3歳から18歳)に在籍している。国際バカロレア後期課程美術科専攻の生徒の多くは、イギリスやアメリカ、日本の美術大学に進学している。

 会場はBankART Studio NYK2階ホールで、入場無料。開場時間は11時30分~19時。開催は4月11日まで。

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