フランスの文化芸術に触れる「横浜フランス月間」スタート

「横浜フランス月間」オープニングセレモニー乾杯の様子

「横浜フランス月間」オープニングセレモニー乾杯の様子

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 横浜市内でフランスをテーマに多彩なイベントを展開する「横浜フランス月間2009」が開幕した。

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 「横浜フランス月間」は2005年に、横浜美術館の「ルーブル展」と「フランスシネマ祭」の同時開催を機に中田宏横浜市長の発案でスタート。第5回目となる今年は、横浜・リヨン姉妹都市提携50周年を記念し、「リヨンと横浜」をテーマに市内美術館、横浜赤レンガ倉庫、三溪園、飲食店などが美術、音楽、料理、歴史にわたる約100のイベントを展開する。主催は横浜観光コンベンション・ビューロー。

 開幕にあたり6月1日、横浜美術館(横浜市西区みなとみらい3)でオープニングセレモニーが開かれた。式典には、仏政府のカトリーヌ・オーデン観光局長、姉妹都市リヨンのジョルジュ・ケペネキアン副市長、横浜の野田由美子副市長、リヨンを代表するピエール・オルシ料理長、横浜ガストロノミ協議会の関係者らが出席。

 ケペネキアン副市長は開催に向けて「横浜と同様、リヨンは文化芸術の街。今朝、『文化芸術創造都市クリエイティブシティ・ヨコハマ』の紹介を受けたが、リヨンでも創造におけるさまざまな取り組みをしている。文化は市民の生活に潤いと調和をもたらすかけがえのないもの。これからも文化芸術を通してより一層横浜と絆を深めていきたい」と両市の友好交流について語った。

 イベントは、横浜美術館開館20周年記念「フランス絵画の19世紀展」(6月12日~8月31日)、100年前のモノグラムなど約250点のアールヌーボー、アールデコデザインを展示した「Louis Vuitton アンティーク・プライベート・ガレットコレクション展」(6月5日~14日)、「ボルドー音楽祭」(7月2日、3日、5日)、和洋中を融合した食の祭典「食遊会 in 横浜三溪園」(6月7日、8日)、「横浜フランスアニメーション映画祭2009」(6月20日~26日)、横浜山手西洋館を花で装飾した展覧会「花と器のハーモニー Re:レトロ山手」(6月13日~21日)、日仏ダンサーのコラボレーション公演「横浜フランスダンスクロス2009」(6月28日)など。

 問い合わせは、横浜観光コンベンション・ビューロー(TEL 045-211-0122)まで。

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