招福門、中華街に売店とセルフ方式カフェの複合新業態

「招福門 中華街大通り店」の店舗イメージ

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 飲食店の経営・食料品の製造・販売を手がけるティ・エフ・エンタープライズ(横浜市中区山下町)は来年1月1日、横浜中華街大通りに「招福門 中華街大通り店」(同、TEL 045-211-0141)をオープンする。

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 同店は、同社が新業態として展開する「売店とカフェの複合店」で、1階=「招福門 大通り売店」、2階=50席のセルフスタイル式カフェ「Cafe Shofukumon 招福茶楼」として運営する。建物は、6月に閉店した「鴻昌」の建物躯体(くたい)のみを残し1億円をかけて改装したもので、店舗面積は、1階=32坪、2階=32坪の計64坪。

 同店は、同社が運営する中華レストラン「招福門」と同社が東京で展開する洋菓子ブランド「LA-CHINA」のコラボレートをコンセプトに企画された。1階店内で「招福門」の主力商品である中華菓子や中国茶の販売をするほか、カフェカウンターとショーケースを設け、「中華食材を使ってパティシエが作る洋菓子」(=「LA-CHINA」のコンセプト)を踏襲した生ケーキ類を提供する。中華街の物販店は「店頭物販が多く中に入りにくい店が多い」(同社)ことから、「ひと休み」に利用できる気軽なカフェを併設することで利用客が入りやすい環境を作ったという。

 主力メニューは、チャイナロール(マンゴークリーム・天津甘栗クリーム・蓮の実クリームのロールケーキ=各310円)、豆乳と野菜のマフィン(トマト・ほうれん草・かぼちゃ=各210円)、杏仁豆腐、マンゴープリン、ロンガンプリン(各310円)など。ドリンクは各種コーヒー(310円~)、中国茶(310円)などを提供する。

 同社担当者は「中華街大通りには食事以外で座れる場所が少なく、観光や食事後の散策で立ち寄れる店のニーズは高いと思った。主力メニューはロールケーキ1本に絞っているが、今後種類を増やす予定」と話している。月商目標は200万円。営業時間は10時~21時。年中無休。

横浜中華街 招福門

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