国道16号線沿いの東急東横線（横浜～桜木町駅）の廃線跡の高架下を活用した期間限定のスタジオ・アトリエ「R16 studio」で、現代美術家・渡辺篤さんが主催する「アイムヒア プロジェクト」が、展覧会「同じ月を見た日」を2月28日から開催している。写真は同展の作品のひとつ、直径約3.3メートルの大きな月。スタジオに面する国道16号線を自転車が走り過ぎると、スティーヴン・スピルバーグ監督の1982年公開のアメリカ合衆国のSF映画「E.T.」で、主人公の少年エリオットと宇宙人E.T.が乗った自転車が空に浮かび上がり、大きな月の前に自転車のシルエットが行くラストシーンを思わせた。