日本新聞博物館で「写真が伝えた戦争展」開催

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日本新聞博物館(愛称:ニュースパーク)と共同通信社は、3月25日から6月26日まで同館(中区日本大通り)にて企画展「戦後60年 写真が伝えた戦争―N.Y.デーリー・ニューズ写真コレクションから」 を開催する。同展は共同通信社がデーリー・ニューズ社(ニューヨーク)より入手した約2万9000点にのぼる戦争報道写真のコレクションのうち、日中戦争、太平洋戦争、朝鮮戦争を伝える写真の中から厳選した約200点を展示し、過去の戦争において報道写真はどのような経緯で発表され、何を伝えてきたのかを考えるもの。写真の中には、ロバート・キャパ、W・ユージン・スミス、マーガレット・バーク=ホワイトなど著名なカメラマンが代表取材で撮影したものも含まれている。2階ミュージアムショップでは図録「戦後60年・写真が伝えた戦争-N.Y.デーリー・ニューズ写真コレクションから」(定価2,000円、A4判126ページ)を発売している。開館時間は10時から17時、入場料は一般500円、高校生300円、小・中学生100円(毎週土曜日の小・中学生の入場料は無料)、毎週月曜日休館(ただし5月2日は開館)。また4月10日には13時30分から同館6階(横浜情報文化センター情文ホール)にて記念シンポジウム「写真は戦争をどう伝えたか」を開催する。これはベテラン写真記者らが今回の企画展の見どころを紹介するとともに、「情報の管理・操作とメディア」「国益・人命の尊重と報道」など、戦争と写真の関係をめぐって、今日も問われ続けているテーマについて語り合うもの。パネリストは江越壽雄氏(元UPI通信社写真部員)、福永友保氏(前朝日新聞社映像本部長)、鍵和田良輔氏(フォトジャーナリスト)、新藤健一氏(フォトジャーナリスト、元共同通信社編集委員)、司会は藤田博司氏(上智大学教授)。シンポジウムは聴講無料、定員200人(先着順)で、聴講者には「写真が伝えた戦争展」の招待券を進呈する。申込の詳細はホームページにて。日本新聞博物館 ようこそニュースパークへ

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