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都橋商店街「バー はる美」がギャラリーに-似顔絵Bar「牛之屋」も

「バー はる美」店内の様子(右より、似顔絵Barのマスター高橋晃さん、フォトグラファー磯田守人さん、くつろぐお客さん)

「バー はる美」店内の様子(右より、似顔絵Barのマスター高橋晃さん、フォトグラファー磯田守人さん、くつろぐお客さん)

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 大岡川沿いの都橋マーケット2階(横浜市中区宮川町1)の「バー はる美」で、2月3日よりフォトグラファー磯田守人さんの人物写真展「MADE IN MoiMoi。」が開催されている。

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 「バー はる美」は、2004年12月にアート・メディア「TAEZ!(た・え・ず)」や「マザーポート楽校」で活動する高村典子さんらが「友だちと集まれる拠点」として開設したカウンターバー。アルコール(1杯500円)やおつまみを提供し、高村さんらが日替わりでママ(マスター)を務める。営業日は毎週木曜・金曜・土曜の20時~24時頃。

 今回の展示「MADE IN MoiMoi。」は、店内を利用した「ギャラリーはる美」のオープニング企画。3月31日まで、MoiMoi。ことフォトグラファーの磯田さんが雑誌の仕事などで撮影したミュージシャンやカーレーサーの人物写真18点を展示する。

 モデルはオランダのジャズシンガー Laura Fygi(ローラ・フィジー)をはじめ、ロックバンド「RCサクセション」(忌野清志郎&チャボ)、作家・辻仁成のロックバンド「ECHOES(エコーズ)」時代、元F-1レーサーのゲルハルト・ベルガー、尾崎豊など。

 磯田さんは「どの作品も1枚1枚に思い出があり、写真をみるとその瞬間がよみがえってくる。F1雑誌GPXの表紙を飾ったゲルハルト・ベルガーの写真は、予選でアイルトン・セナに敗れ、1位を逃したときのショット。ピットから見た彼の複雑な表情は今でも忘れられない」と話している。

 同店は毎週木曜に似顔絵Bar「牛之屋」を実施しており、マスターの高橋晃さんが通常営業の傍ら、カウンター越しにお客の似顔絵を描いている。また、横浜市民テレビを主宰する橋本康二さんを中心とする川っプチ放送局「リバーサイドステーション」が、毎月第4木曜21時から店内でUstream(ユーストリーム)を使ったインターネットの生放送を行っている(3月31日までは毎週木曜21時から放送)。

 店内には「スペシャルママ★ないと」と題して、2月19日に「まめーズ 和太鼓大好きな3姉妹!」(20時~23時)、25日「チームオーサキ ケーコママと一休建築士のマスター?ママ?」(20時~23時)が登場する予定。同店ではママ(マスター)を随時募集している。

 都橋商店街は1964年の東京オリンピック開催に伴い、野毛本通りの景観美化に向けて露店や屋台を収納したエリア。都橋から宮川橋までの大岡川沿いに建てられた長屋風の飲み屋街で「ハーモニカ横丁」の愛称でも親しまれている。飲食店など約60軒のレトロな店が入居する。

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