ヨコハマ創造都市センター（横浜市中区本町6）で5月31日、特別講座「文化政策論～創造性が都市を変える～」が開催される。

　同講座は、横浜市における「文化芸術創造都市／クリエイティブシティ・ヨコハマ」の取り組みと連携し、実践的な担い手育成に取り組む北仲スクールが主催するプログラム。

　「文化芸術によるまちづくりはこの社会のシステムを変える力を持つのか」という問いかけのもと、毎回ゲストスピーカーを招いた公開講座を行う。

　第1回目のテーマは「文化芸術で都市を変える すべての市民はアーティストである」。クリエイティブシティの生い立ちをヨーロッパなどの事例を含めて紹介し、横浜で市民自らがクリエイティビティを発揮できる都市を目指して、何を考え実践していくかを討論する。

　ゲストスピーカーは創造都市横浜推進委員会委員長の吉本光宏さん（ニッセイ基礎研究所芸術文化プロジェクト室長）。吉本さんは、東京オペラシティ、世田谷パブリックシアターなどのコンサルタントとして活躍するほか、文化政策や公立劇場・ホールの運営、評価などアートマネジメント分野の幅広い調査研究に取り組んでいる。

　会場はヨコハマ創造都市センター3Fスペース。開催時間は15時～17時。講座終了後は交流会を予定、会費は1人1,000円（任意）。問い合わせは北仲スクール事務局（TEL 045-263-9075）まで。