横浜発の新進アーティストを発掘する「横浜オペラ未来プロジェクト2008」は5月30日・31日、オペラ「秘密の結婚」（チマローザ作曲）をみなとみらいホール（横浜市西区みなとみらい）で上演する。

　同プロジェクトは、世界的演出家のミヒャエル・ハンペさんと、欧州各地の歌劇場で活動する芸術監督・指揮者の村中大祐さんによる指導のもと、横浜から世界へ優れたアーティストを輩出しようというもの。村中さんが審査員となってオーディションにより出演者を選出する。

　3回目の公演となる今回は、これから活躍が期待されるサルバトーレ・サルヴァッジョさんや、田島千愛さんら6人が出演。オーケストラ団員も同じくオーディションで選ばれた若手演奏家で構成されている。

　同プロジェクトでは制作過程を公開し、オペラを広くアピールする活動も実施。5月7日・8日には、オーケストラのリハーサルを無料で公開するほか、公演チケット購入者を対象に同15日に仮セットでのリハーサル、同25日に舞台作り見学を行う。

　開演時間は30日＝18時30分、31日＝15時。チケットはS席＝9,000円、A席＝7,500円、B席＝6,000円、C席＝4,000円。

横浜オペラ未来プロジェクト2008神奈川国際芸術フェスティバル－肩掛けチェロなど8公演（ヨコハマ経済新聞）