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横浜市電保存館が写真展「ちんちん電車の走っていた懐かしい横浜」

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 横浜市電保存館(横浜市磯子区滝頭3)が、市営交通100周年を記念して写真展「ちんちん電車の走っていた懐かしい横浜」を開催している。

1930年頃「本町通りの復興と市電」(横浜都市発展記念館所蔵)

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 同館は「ちんちん電車」の名前で親しまれた市電の車両や停留所を、昔の姿そのままに再現した施設。2021年4月1日に100周年を迎えた横浜市営交通の100周年を記念して特別写真展と花電車展示を行っている。

 写真展は、昭和40年代の市電が走っていた時代の横浜の写真を展示。開催期間は2022年3月21日まで。4月1日から5月30日までは第1回として山元町の写真を展示している。写真は、横浜市電保存館のユーチューブ公式チャンネルでも公開している。

 記念日やお祝いごとにあわせて市電車両を装飾した「花電車」は、「ありがとう100周年」バージョンに装飾し、白黒写真では分からない華やかさを再現。小学生が「未来の市営交通」に向けて作成したメッセージボードを展示している。

 同館は「懐かしい市電車両が並ぶ市電保存館は絶好の撮影スポット。レトロな雰囲気をお楽しみください」とコメントしている。

 横浜市電保存館は、市電が廃止された翌年の1973年8月に滝頭車両工場跡地に開館し、1983年に現在の市営住宅1階に建て直された。横浜市電の車両展示のほか、横浜市電の運転シミュレーター、鉄道模型レイアウトの展示や、チョロQなどの市電グッズや「はまりん」グッズ、横浜市電や市営交通に関する書籍販売もしている。

 開館時間は9時30分~17時。月曜休館。入場料は高校生以上300円。

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