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クリアファイルでフェースシールド 横浜のデザイン事務所が作り方公開

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 新型コロナウイルスの影響により医療品が不足する中、デザイン事務所「NOSIGNER」(横浜市中区相生町1)の太刀川英輔さんがパンデミック対策対策のウェブサイト「PANDAID」内でクリアファイルを使ったフェースシールドの作り方を公開した。

情報発信を行う「PANDAID」はNOSIGNERの太刀川英輔さんが公開

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 A4クリアファイルを使ってつくる、安価で安全なディスポーザル用のフェイスシールドで、顔の正面・頭頂・後頭部の3点で支持されていて安定性が高く、頭頂部の通気性が良いことが特徴。同サイトに掲載されているデザインを印刷した紙をクリアフォルダに入れ、線に沿ってファイルを切ることで約30秒で完成する。作り方を示す動画も公開されている。

 フェースシールドでは顔全面を覆う事で、目からの感染防ぐなど、医療用にも用いられているが、高価なうえ入手も困難となっている。太刀川さんは「現在最も安価で簡単に手に入れることのできるフェースシールドになったと思う。透明度の高いクリアファイルを使うことで、より利便性が向上する」とコメントしている。

 ウェブサイト「PANDAID」では、感染症に関する知識や、新型コロナウイルスの影響や衛生に関する情報の公開をしており、現在日本語と英語による発信を行っている。

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