横浜港で「大線香花火大会」-打上花火、フライトパフォーマンス、濱コンも

昨年の「横浜港花火ショー」の様子(山下公園)

昨年の「横浜港花火ショー」の様子(山下公園)

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 横浜都心臨海部で11月5日、2011YME「横浜大線香花火大会」が開催される。

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 横浜港の夏の風物詩「国際花火大会」は、観覧エリアの安全確保がむずかしいなどの問題から2009年より休止し、昨年初めて市民参加型の新たな形式で「横浜港花火ショー」(主催:横浜スパークリングトワイライト実行委員会)が開催された。

 今年は、総合マリンフェスティバル「横浜国際マリンエンターテイメントショー」を2006年より行ってきた横浜国際マリンエンターテイメントショー運営委員会が、東日本大震災の被災地にエールを送る「横浜大線香花火大会」として開催する。

 テーマは「つなげよう、こころとこころ」。当日は、福島県在住のレッドブル・アスリート室谷義秀さんが、赤レンガ、大さん橋間の海上でフライト・パフォーマンスを行うほか、クルーズ船の汽笛を合図に、横浜ベイエリア水際線の有料観覧エリアで「光の帯」をつなぐ手持ち花火の一斉点火を行う予定。フィナーレには、赤レンガパーク先端で色鮮やかな約1200発の打上花火を披露する。

 打上花火は花火ショー制作会社「丸玉屋」(東京都中央区)、手持ち花火は、ヤマダ「横浜 山田の花火」(南区)が担当。

 有料観覧ゾーンは、赤レンガパークエリア(3000人限定)、象の鼻パークエリア(1000人限定)、大さん橋エプロンエリア(1500人限定)。そのほか、「濱コン」エリアとして、大さん橋屋上有料観覧エリア。

 手持ち花火付き有料観覧エリアへの入場には観賞券が必要で、チケット(手持ち花火20本付き)は、前売2,100円、当日2,625円。「チケットぴあ」で発売。大さん橋屋上有料観覧エリアの申し込みは「濱コン事務局」まで。

 横浜国際マリンエンターテイメントショー運営委員会、統括プロデューサーの高橋泉さんは「空のF1とも呼ばれるレッドブル・アスリートの室谷義秀さんは、国内トップレベルのパイロット。みなとみらいの上空を2007年、2009年にも飛行しており、当日は福島から運んできた飛行機で、気持ちを込めて飛んで頂けると思う。市民の皆さまとともに『つなげよう、こころとこころ』を合言葉に、手持ち花火に鎮魂と追悼、復興の祈念を込めて光の帯をつなぎ、横浜港から被災地に向けエールの気持ちを発信できれば」と話す。

 開催時間は16時~17時20分(開場14時30分、受付終了15時45分)。雨天決行、荒天中止。

 横浜港大さん橋国際客船ターミナルの屋上フロアでは、同時開催イベントとして、1500人の男女が新しい出会いを楽しむ合コンイベント「濱コンspecial event」(主催:濱コン事務局)が行われる。

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