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MM空き地に廃油粉石鹸を使ったアート作品「ユートピア トトピア」

「Utopia Totopia」

「Utopia Totopia」

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 みなとみらい線・馬車道駅近くの第二工区(横浜市中区本町6)で、アーティスト丸山純子さんの作品「Utopia Totopia(ユートピア トトピア)」が展開されている。

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 Utopia Totopiaは、丸山さんが廃油粉石鹸を素材に制作する「花」。石鹸を素材としているため、雨が降ると流され、作品は日々変化していくが、キャンバスとなる巨大な敷地(第二工区)に、丸山さんが廃油粉石鹸の粉で花の絵を描き続けている。横浜トリエンナーレ2011連携プログラムの一環。

 作品は、第二工区周辺に立ち並ぶ高層ビル(クロスゲート、ランドマークタワー、観覧車など)の窓や、路上から見ることができる。ホームページでは天候により変化する作品の様子を公開している。

 会期中は、第二工区の向かい側にある「宇徳ビル」(中区弁天通6)の一室を鑑賞場所として提供。Utopia Totopiaの映像作品や写真を展示しているほか、窓からは、その時しか見ることのできない花、もしくは痕跡を至近距離で楽しむことができる。鑑賞場所は同ビル8階「room Z」。予約制で、展示・鑑賞時間は11時~18時。予約・問い合わせは丸山(TEL 080-2176-1701)。11月6日まで。

 丸山さんは「公と私の交差点として、この空き地でUtopia Totopiaを表現できたらと思った。雨が降ったら一瞬で消えてしまうのと、絵が巨大だということで、実際に作品を把握する事が難しいのがUtopia Totopiaの特徴」だと語る。

 また、「東日本大震災を経験した今、私にできることは、希望を信じ、向かうことだけだと思っている。幸せを願い、廃油石鹸の粉で花をかき、雨に流されたら、また描く、これを繰り返したい」と話している。

 丸山さんは山梨県生まれ、ニューヨーク市立大学ハンターカレッジ美術学科卒。国内外のアートプロジェクトに参加しており、主に、身近にある物を収集し手を加えることで意味を変化させ、インスタレーションによって場を変える作品を展開している。

 主な作品は、「無音花畑」越後妻有大地の芸術祭2006 (新潟県十日町市)、Landmark Project (II BankART1929、横浜)、「上から下へ」丸山純子展大木記念美術家助展(山梨県立美術館、山梨)、「泡花壇」六本木アートナイト2009 (六本木ヒルズウェストウォーク、六本木)。現在、アーティストや建築家などの共同オフィス「宇徳ビルヨンカイ」に制作場を構えている。

 現代美術の国際展「ヨコハマトリエンナーレ2011」の特別連携プログラム会場「新・港村」(中区新港2、新港ピア内)のカフェ奥には、「Utopia Totopia」や、レジ袋を素材にした「無音花畑」の写真、移動式「丸山花店」が展示されている。

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