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生物多様性を考えるイベント「ヨコハマbデイ」-海辺や里山からネット中継も

第1回「ヨコハマbデイ」のワークショップの様子

第1回「ヨコハマbデイ」のワークショップの様子

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 生物多様性の普及イベント「ヨコハマbデイ2012」が10月27日、横浜情報文化センター(横浜市中区日本大通11)で開催される。主催は生物多様性に関する広報・教育・普及活動を行う一般社団法人「CEPAジャパン」(中区日本大通11)。

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 同イベントは2011年9月に第1回目を開催。第2回目は横浜市環境創造局の主催により「ヨコハマbデイ2012 冬」の名称で開催。今回は、横浜市が生物多様性の普及啓発キャンペーンとして10月から11月にかけて実施している「ヨコハマbフェスティバル2012」の連携イベントとして開催する。

 当日は5部構成のプログラムを実施。第1部は、NPO法人「鶴見川流域ネットワーキング」代表理事で慶應義塾大学経済学部教授の岸由二さんによる基調講演「生きものにぎわうbなくらしのヒント」。第2部では、岸さんとCEPAジャパン代表の川廷昌弘さん、FMヨコハマの番組「E-ne!(イーネ)~good for you~」パーソナリティーMITSUMIさんの鼎談(ていだん)を予定。

 第3部「3ピーストーク&活動現場からの中継!」は、横浜で環境保全活動などに取り組む5団体をゲストに招いた活動報告に加え、生き物に関する活動の現場と会場をインターネットでつなぎ、横浜の海辺や里山からの中継を行う。

 登壇予定者は「海をつくる会」の本山明子さん、「日本野鳥の会」の古南幸弘さん、「よこはま里山研究所」の吉武美保子さん、「鶴見川流域ネットワーキング」の小林範和、「とんぼはドコまで飛ぶかフォーラム」の柴田芳宏さん。

 第4部では「Think the Earth プロジェクト」理事・上田壮一さんのプロデュースによる墨絵アニメーション「うごくえこよみ」を上映する。第5部ではワークショップ「しあわせのタネ 流域編」を予定。生物多様性という言葉になじみのない参加者でも楽しめる内容となっている。

 また、10月22日から26日までの5日間、FMヨコハマ「E-ne!」にbデイ関係者が登場し、各団体の活動を紹介する予定。放映時間は13時30分~13時35分頃。

 川廷さんは「今回初の試みとして、スカイプ中継で現場を体感してもらうプログラムを盛り込んだ。生物多様性はあまりに領域が広く、わかりづらいと言われがちだが、現場を見たり、活動している方の話を聞くことで、横浜の生物多様性を『自分事』として受け止めてもらえれば」と話している。

 会場は横浜情報文化センター「情文ホール」。開催時間は13時~17時30分(開場12時30分)。入場無料。

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