横浜新港にコンテナで遮へいした特設ステージ-演劇祭で10公演

「演劇創造プロジェクト神奈川」の「漂鳥の儚」舞台稽古の様子

「演劇創造プロジェクト神奈川」の「漂鳥の儚」舞台稽古の様子

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 神奈川発の演劇人発掘・育成を目的とする「演劇創造プロジェクト神奈川」は、横浜新港の特設ステージ「Bay Sideコンテナ劇場」(横浜市中区新港)と相鉄本多劇場(西区南幸)で9月4日より、全10公演を行う演劇祭「第1回横浜フリンジフェスティバル」を開催している。

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 同イベントは、地域に密着して演劇やパフォーマンスアーティストが活躍する環境を提供するもので、全長6メートルのコンテナ12個で遮へいした約250席の劇場スペース「Bay Sideコンテナ劇場」を設けて行う。

 公演するのは、公募により結成された高校生劇団による「トゥーランドット」、小田原を拠点とする「相模舞台同盟」、寺十吾さんらが指導役を務める期間限定劇団「横浜未来演劇人シアター」、都内を中心に50本の公演経験のある「マシュマロウエーブ」の代表作「HOME」(神奈川バージョン)のほか、劇場を無料で希望団体に提供する企画公演「FRINGE! 7days」では都内で実績のある「流山児★事務所+パラダイス一座」や「離風霊船」、「チャリT企画」などが登場する。

 同事務局の一宮均さんは「横浜・山手には日本で初めてシェークスピア劇が上演された『ゲーテ座』があり、そのフロンティア精神あふれる歴史を引き継ぎ、横浜から舞台芸術のさらなる活性化を図る。今後海外からも参加してもらえるイベントにしていきたい」と話している。

 開催は11月25日まで。詳細スケジュールはイベントサイトから。

横浜フリンジフェスティバル

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