横浜・馬車道商店街組合（横浜市中区常磐町4、TEL 045-641-4068）は10月31日から11月3日まで、恒例の「馬車道まつり」を開催する。

　期間中、馬車道通りの各店によるワゴンセール「馬車道マルシェ」のほか、「ガスの日」となる31日にはガス灯点灯式、妖怪コスプレのバンド「妖怪プロジェクト」などによる街角ライブなどが行われる。また3日の「乗合馬車と人力車の試乗会」では、鹿鳴館時代の淑女の衣装を身につけたモデルたちが道を行き交い、文明開化の雰囲気を再現する。

　11月2日には、関内ホール（中区住吉町4）で同まつりの目玉イベントである「馬車道寄席」（16時～）と「チャリティーシネマ」（18時30分～）を開催し、立川談慶一座の寄席と映画「ヨコハマメリー」の上映会を行う。映画上映の前には、ゲストの女優五大路子さんと同映画の中村高寛監督がトークセッションも行う。入場料は1,000円。

　同組合の長沼ふみ子事務局長は「馬車道は開港以来の歴史文化を継承した街づくりを進めている。古き良き時代に思いを馳せながら馬車に乗り、街角コンサート、フードマルシェなど街全体を舞台とするイベントを楽しんでほしい」と話し、4日間で6万人の集客を目指すという。

馬車道商店街