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京浜急行電鉄が4駅の駅名を変更 仲木戸は京急東神奈川、花月園前は花月総持寺に

「京急東神奈川駅」と「花月総持寺駅」の駅名看板イメージ

「京急東神奈川駅」と「花月総持寺駅」の駅名看板イメージ

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 京浜急行電鉄(東京都港区)は1月25日、2020年3月に京急線の4駅の駅名を変更することを発表した。

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 横浜市内の駅では、仲木戸駅が「京急東神奈川(けいきゅうひがしかながわ)駅」に、花月園前駅が「花月総持寺(かげつそうじじ)駅」に変更となる。

 仲木戸駅(横浜市神奈川区東神奈川1)は、東日本旅客鉄道の東神奈川駅と隣接していながら、駅名が異なることで乗り換え可能な駅として利用者に十分に認知されていないことから、「京急」を冠したうえで「京急東神奈川駅」とし、乗り間違いを防ぎつつ利便性を高める。同駅は、1905年12月24日に開設。1日平均乗降客数は22,996人(2017年度実績)。

 花月園前駅(鶴見区生麦5-1-3)は、かつて東洋一の遊園地として、その後は競輪場としてにぎわいを見せた「花月園」が2010年に閉場したことや、駅から徒歩7分で、曹洞宗大本山として全国に知られている「總持寺」を駅名に入れて「花月総持寺駅」とし、地域活性化につなげることが変更の理由。寺の正式表記は「總持寺」だが、駅名は通用字体の「総」を使う。同駅は、1914年4月12日に開設。1日平均乗降客数は6,801人(2017年度実績)。

 その他の駅名変更は、産業道路駅が「大師橋(だいしばし)駅」、新逗子駅が「逗子・葉山(ずし・はやま)駅」となる。

 駅名変更は、同社の創立120周年記念事業として、沿線地域の活性化につなげることを目的に、沿線の小中学生を対象に行った「わがまち駅名募集」で集まった意見を参考に、町名、地域シンボルや利用者の利便性などを総合的に判断して決定した。

 駅名変更の実施時期は2020年3月。

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