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京急高架下に「Tinys Yokohama Hinodecho」 映画祭やブックマルシェも

「Tinys Yokohama Hinodecho」外観

「Tinys Yokohama Hinodecho」外観

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 京浜急行日ノ出町~黄金町駅間の高架下スペースに4月28日、「タイニーハウス」を活用した複合施設「Tinys Yokohama Hinodecho(タイニーズ 横浜日ノ出町)」(横浜市中区日ノ出町2)がオープンした。

「Tinys Hostel」内観

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 タイニーハウス(小さな家)は、必要最低限の物のみを所有し、ローンを抱えずに住む新しい住居の形態として、2008年のリーマンショックを機にアメリカで流行。日本でも東日本大震災をきっかけに、注目されているという。沿線外からも足を運んでもらえるような目新しいインパクトのある施設を作ろうと、京浜急行電鉄(東京都港区)が住まいや暮らしに関わる企画・プロデュースを行うYADOKARI(東京都中央区)との連携で出店する。

 敷地面積は約495平方メートルで、1棟約14平方メートルのタイニーハウスを計5棟設置。うち3棟は1棟最大4人を収容する宿泊施設「Tinys Hostel(タイニーズホステル)」、1棟はカフェ&イベントスペース「Tinys Living Hub(タイニーズリビングハブ)」の厨房、もう1棟はSUP(スタンドアップパドル)などの水上アクティビティの拠点となる「Paddlers+(パドラーズプラス)」の更衣室となっている。宿泊料金はドミトリー(男女別)3,600円~/1人1泊、1棟貸切り18,000円~/1棟1泊。パドラーズプラスは、日ノ出町に拠点を置く横浜SUP倶楽部と水辺荘が運営管理を行う。

 タイニーズリビングハブでは、ハンバーガーや横浜のクラフトビールを提供するほか、YADOKARIが運営していたイベントスペース「BETTARA STAND 日本橋」(東京都中央区)での経験を活かし、年間200本以上のイベントを企画。5月3日~5日には「高架下映画祭」で映画の無料上映、5月26日にはブックマルシェ「本との土曜日」を予定する。映画ラインナップは「怪盗グルーのミニオン大脱走」、「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」、「SING/シング」など。

 京急電鉄広報部は「三浦や湘南地域とは違う水辺良さをぜひ楽しんでほしい」と話している。

 タイニーズリビングハブの営業時間はカフェタイム11時~14時、バータイム18時~22時。火曜定休。パドラーズプラスの利用時間は10時~17時。イベント情報や宿泊予約はホームページから。

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