横浜中華街発展会協同組合がメールで恋愛小説-春節に合わせ

昨年の「春節娯楽表演」の様子

昨年の「春節娯楽表演」の様子

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 横浜中華街は、2月14日の中国の旧正月「春節」に合わせ、オフィシャルメールマガジンで実際のイベントやロケーションと連動させた恋愛小説の連載を開始した。

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 春節は旧暦の元旦にあたり、中国で最も重要とされる祝祭日のひとつ。新暦の正月に比べても盛大に祝われることが多く、街は数日間にわたり祝賀ムードに包まれる。中華街では毎年爆竹やシンバル、銅鑼が豪快に鳴り響き、獅子舞や龍舞が通りを練り歩く姿を見ることができる。

 今年からメールマガジンでの連載を開始した恋愛小説「君に逢いたい(初恋情縁)」は、実際の中華街の町並みやイベントを織り交ぜながら物語が展開。2月4日発行の第5話では春節の様子も描かれるなど、ストーリーを楽しみながら事前にイベント内容もイメージできるような構成となっている。また、中華街の携帯サイトでは、サイドストーリー「君に逢いたい(横浜恋愛物語)」を隔週で連載。メールマガジンと連動で楽しむことができるという。

 横浜中華街発展会協同組合・2010春節実行委員長の楯紳一さんは「旧暦のお正月『春節』を祝い、横浜中華街では2月14日より28日までの期間中、獅子舞が各店舗を回り商売繁盛を祈願する『採青』をはじめ、歌と舞踊、中国古箏の演奏が楽しめる『春節娯楽表演』、龍舞・獅子舞・皇帝衣装のパレード『祝舞遊行』など、中国伝統芸能が堪能できる行事が目白押しです。メールマガジンをご覧になって頂き、ぜひ足をお運びください」と話す。

 横浜中華街のメールマガジンは毎週木曜発行。購読申し込みは中華街のホームページから、バックナンバーも閲覧可能。

 今年の春節では、前日の2月13日夕方から横濱媽祖廟(横浜市中区山下町136)で厄除けの神輿くぐりが行われるほか、深夜には関帝廟(横浜市中区山下町140)でカウントダウンイベントを実施。当日14日は媽祖廟・関帝廟とも初参りで賑わいが予想され、16時からは採青(獅子舞)が商売繁栄を祈って中華街の各店舗を巡行する。そのほか、ステージやパレードなどのイベントが2月28日まで行われる予定。

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