横浜開港150周年のテーマソングを「ゆず」が制作-CMでも使用

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 横浜市の中田宏市長は12月4日、都内で行われた2009年の横浜イベントをPRする「横浜発表会」で、横浜開港150周年のテーマソングを、横浜出身の人気デュオ「ゆず」が制作することを発表した。

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 横浜市が、「横浜出身で、未来につながる明るいイメージを持つアーティスト」としてテーマソングの制作を依頼し「ゆず」が快諾。横浜で生まれ育ち、伊勢佐木町の路上ライブから全国区の人気者となった「ゆず」は、横浜開港150周年記念式典市民アンケートの「横浜ゆかりの有名人といえば誰?」という質問で、美空ひばりさんに次いで2位に選ばれている2人組フォーク・デュオ。

 「世代を超えて歌い継がれる歌を」という横浜市の希望のもとに現在制作中だという楽曲は、2009年3月頃に完成の予定。

 テーマソングは、来年4月から9月にかけて開催される記念テーマイベント「開国博Y150」の広報や会場、宮本亜門さんが演出する「開港150周年記念式典オリジナルショー」の舞台、横浜市の広報番組や市民利用施設のBGMのほか、JRグループ全6社と横浜市などが連携し、来年6月から8月までの期間、「ストーリーが、はじまる。ヨコハマ」をシンボルコピーとして、横浜の魅力的を全国的に宣伝する大型観光キャンペーン「横浜・神奈川デスティネーションキャンペーン」のCMソングなどで広く使用されることになる。

 「横浜発表会」に届けられたビデオメッセージで「ゆず」の2人は「僕らが歌っていた伊勢佐木町などの横浜の思い出や、横浜生まれの我々ならではのエッセンスや横浜に対する思いを歌に込めたい」と語っている。

 横浜市経済観光局の担当者は「テーマソングは、開港150周年記念イベントと同時期に行われる観光キャンペーンの両方で使用することで、相乗効果が得られると考えた。横浜をPRする楽曲として大きな期待をしている」と話す。

 「ゆず」は、横浜生まれの北川悠仁さんと岩沢厚冶さんが、1996年3月に結成。伊勢佐木町の松坂屋前などで路上ライブを行うようになった。2003年に初出場したNHK紅白歌合戦では、松坂屋前からライブ中継を行った。

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