MMに伝説の幽霊船の巨大彫刻-トリエンナーレ応援企画

みなとみらいに登場する巨大彫刻「フライング・ダッチマン号」のイメージ

みなとみらいに登場する巨大彫刻「フライング・ダッチマン号」のイメージ

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 横浜美術館(横浜市西区みなとみらい)正面の空き地で9月12日、伝説の幽霊船をモチーフとした横36メートル、高さ3.6メートルの巨大木製彫刻が登場する。世界的アーティストで神奈川在住のフロリアン・クラークさんによるもので、国際現代美術展「横浜トリエンナーレ」応援企画。展示に向けて9月1日より現地で公開制作が行われる予定で、現在制作ボランティアを募集している。

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 フロリアン・クラークさんは、ドイツ出身で数多くの展覧会に参加し、最近では東京ミッドタウンなどのパブリックスペースに彫刻を手掛けるなど、世界的評価の高い芸術家。

 今回は「フライング・ダッチマン・プロジェクト」と題して、「神」の申告を無視したとして遭難し、いまだに海をさまよい続けているという伝説の幽霊船「フライング・ダッチマン号」を制作する。船長ひとりが船に残され、7年に1度陸に上がった際に愛する女性と出逢うことで救われるという説話もあり、多くの芸術家がそこから着想を得て作品を発表している。

 現在藤沢市にあるフロリアンさんのアトリエで制作中で、横浜市と友好関係がある同志村の間伐材を一部使用するなど環境に配慮した「エコアート」を目指すという。

 観覧時間は10時~22時(ライトアップは18時~22時)。9月15日まで。ボランティア募集の詳細はサイトから。

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