三渓園、重文の本堂を文化芸術の"晴れ舞台"に無料提供

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今年で開園100年目を迎える三渓園(中区本牧三之谷、TEL 045-621-0634)は、園内にある国指定重要文化財の旧燈明寺本堂を、同園が求める条件・趣旨にかなう芸術・文化に関する企画に無料提供することを発表した。提供期間は5月1日から12月15日の土・日曜、祝日(展示等の場合は、最長1週間まで)で、提供会場は、旧燈明寺本堂の内部。芸術・文化に関することであれば、美術・音楽・芸能・講演などジャンルは問わない。選考にあたっては、1次審査は書類選考、2次審査は面接となる。応募締切は3月31日。三渓園は、原三溪(本名富太郎)建造による広さ17.5万平米の庭園で、1906年5月1日に開園。原三溪は新芸術の育成に力を注ぎ、日本美術院の芸術家を援助・育成し、当時の日本画壇に多大な影響を与えた。同園は、重要文化財建造物を10棟、横浜市指定有形文化財建造物を3棟有しており、2000年にはコンベンション等への利用が可能な、横浜市指定有形文化財「鶴翔閣(かくしょうかく)」を整備・復元。自然と歴史を「見る」だけでなく「利用する」施設として活用されている。
横浜 三渓園

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