
横浜市中区黄金町の京急高架下一帯で10月11日と12日、「黄金町パンとコーヒーマルシェ」が開催される。
同イベントは、地域マルシェ「はつこひ市場」の企画として定着しており、今回で12回目。黄金町駅から日ノ出町駅の間に広がる高架下の広場やスタジオに、県内外のパン店やカフェが約60店舗が出店する。シナモンロールや塩パン、クロワッサン、米粉パン、スイーツ類など、多様なジャンルのパンとコーヒーを楽しむことができる。
横須賀市で行われている「よこすかパンまつり」ブースや、逗子、葉山など京急沿線の店舗も出店する。パンに合わせた瓶詰め食品やクラフトビール、スパイスカレー、チョコレートなども販売し、各地の個性豊かな味が並ぶ。
会場は、高架下スタジオSite-D集会場、かいだん広場、日ノ出町お祭り広場、桜桟橋前川沿いエリア、黄金スタジオ、黄金町みんなのひろばロックカクなど複数に分かれており、訪れる人はマップを片手に会場を巡る形式。
主催は初黄日商店会、運営は同商店会と横浜市立大学鈴木ゼミが担い、地域連携のもと開催されている。
初黄日商店会のマルシェ事務局の臼井彩子さんは「川沿いの2つの駅の間の高架下の各所でコーヒーの飲み比べもできる。地域をじっくり巡って過ごして頂けたら」とコメントしている。
開催時間は11時~16時。参加費無料。
両日とも、NPO法人「黄金町エリアマネジメントセンター」(横浜市中区黄金町1)が、アーティストやクリエイターによる作品を販売する「のきさきアートフェア」も開催。会場ではアートグッズの販売のほか、ワークショップも実施される。