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横浜市立大学の次期理事長に小山内いづ美さん

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 横浜市は3月23日、小山内いづ美さんが横浜市立大学の次期理事長予定者として決定したと発表した。現理事長の二見良之さんは任期満了にともない退任する。

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 小山内(おさない)さんは、1984年に横浜市に入庁。2016年4月から2019年3月まで横浜市の栄区長を務めた後に、横浜市男女共同参画推進協会の理事長に就任した。

 理事長交代について林文子横浜市長は「小山内氏にはこれまでの豊富な経験に裏打ちされた組織マネジメント力をいかし、高度先進医療の提供等の新型コロナウイルス感染症対応は引き続きしっかり役割を果たしていただくとともに、ウィズコロナ、ポストコロナを見据え、グローバル人材を育成するための取組強化、世界的研究拠点の構築、若手教員・研究者・医療人材の育成、次期中期計画の策定、そして4月から本格的な検討に着手する医学部・附属2病院の再整備など、市大の新たな歴史を築く取組について、遺憾なくリーダーシップを発揮されることを期待している」とコメントした。

 小山内さんは「このコロナ禍の中、大変な重責に、改めて身の引き締まる思い。現任の二見理事長が尽力してこられた、安定した大学運営と改革、市大の価値向上に向けた取組を継承しつつ、市立大学教職員をはじめ関係者の御支援をいただきながら、市民の皆様の期待や社会要請に応える大学としてより一層プレゼンスを向上させるため、全力を尽くしていきたい 」と意気込みを語った。

 公立大学法人横浜市立大学の理事長は地方独立行政法人法に基づき、設立団体の長である横浜市長が任命する。次期理事長の任期は2021年4月1日から2025年3月31日までの4年間となる。

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