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伝説のロック・バンド「クイーン」の軌跡たどる アソビルでエキシビション

フレディ・マーキュリーの等身大像と一緒に撮影できる

フレディ・マーキュリーの等身大像と一緒に撮影できる

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 横浜駅直通の複合型体験エンターテインメントビル「アソビル」(横浜市西区高島2)で現在、イギリスのロック・バンド「QUEEN(クイーン)」の軌跡をたどる展示「クイーン エキシビジョン ジャパン ~ボヘミアン ラプソディ~」が開催されている。

メンバーがライブで実際に着用した衣装を展示。日本初公開の衣装も

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 クイーンのバンド結成から成功への階段、メンバー間の確執からのソロ活動、ボーカルのフレディ・マーキュリーが1992年にエイズで亡くなった後に残されたメンバーがロンドンのウェンブリー・スタジアムで再び集まり、フレディ・マーキュリー・トリビュート・コンサートを開催して演奏するまでの歴史を、年表やメンバーの秘話、映像などでたどる会場構成になっている。

 会場では、フレディが亡くなる前、最後のツアーで着用したバックル・ジャケットや初公開の未公開映像、クイーンメンバーの来日時のオフショット写真や当時のファングッズ、私設ファンクラブの会報などの貴重な資料を展示・上映。

 伝記映画「ボヘミアン・ラプソディ」のヒットは社会現象となった。1975年からの10年間に6度来日し、日本とは特別な結びつきを持つクイーン。関係者が語る「クイーンの素顔」のコーナーでは、フレディに信頼されたボディーガード、ブライアン・メイが愛用するギター「レッド・スペシャル」を手掛けたギター職人、クイーンと共に部数を伸ばした音楽雑誌「ミュージック・ライフ」のカメラマン、フレディの自庭を手掛けた造園家など、日本の関係者が語るエピソードを詳細に紹介。フレディ像との撮影コーナーや5.1chサラウンドでのライブ映像コーナーも用意する。

 女性来場者の一人は、クイーンが活躍した時代は育児中で「ボヘミアン・ラプソディ」を見てからファンになったという。「私のスマートフォンの中にはクイーンがいっぱい。今回の展示はとても音が良く、大きな音で立体的に感じることができて、家では味わえない体験」と話す。

 2月14日には、「LIVE in JAPAN 2020」コーナーも登場。1月の来日コンサートで使ったメンバーのピックやドラム・スティックを展示。平日限定で、エキシビジョンシアターにて、フレディ最後のツアー「ライブ・アット・ウェンブリー」(1986年)と70年代後半の代表曲をフィーチャーした「ライヴ・アット・モントリオール」(1981年)の2作品を交互に上映する。

 開場時間は10時~21時(最終日は18時まで)。チケットは当日、大人=1,800円、学生=1,400円、小学生以下無料。3月22日まで。

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