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15年間隠された黒龍の謎も明らかに アソビルでモンスターハンター15周年展

生い茂る木々の香りが漂う小道を進むと、迫力あるモンスターが登場

生い茂る木々の香りが漂う小道を進むと、迫力あるモンスターが登場

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 横浜駅直通の複合型体験エンターテインメント施設「アソビル」(横浜市西区高島2)で現在、「モンスターハンター15周年-THE QUEST-」が開催している。主催は大日本印刷。

「うんこミュージアム」で知られた「アソビル」にちなんだ展示「ふんころがし」は匂いも再現

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 雄大な自然の中で巨大なモンスターに立ち向かうハンティングアクションゲーム「モンスターハンター」の世界を、体感エリアと展示エリアで再現した。

 体感エリアでは、歴代シリーズに登場するモンスターが随所に登場する。サラウンド音響や温度、吹雪、香りなどによる立体的な演出で、視覚以外からもモンスターの「気配」が感じられる空間となっている。

 香りの専門ブランド「アットアロマ」が香りの演出を担当し、森フィールドでは木々の香りなどシーンに合った香りが漂う。砂漠フィールドでは360度映像で投影されたモンスターがサラウンド音響で動き回る。雪山フィールドでは吹雪や雪煙が舞い、地面が揺れる。

 来場者の動きに反応する仕掛けも用意。会場に入る際に手渡されるブラックペンライトを空間にかざすと、モンスターの足跡や爪痕などの痕跡が浮かび上がる。同展は昨年の秋葉原展に続く巡回開催だが、横浜展では痕跡が大幅に増えた。おなかに回復効果のある蜜をため込む「回復ミツムシ」を見かけたら、画面を触ると回復ミツムシがはじける。

 展示エリアには、ハンター装備や看板娘・受付嬢衣装を立体展示しているほか、15年間での武器の歩みやハンター飯のまとめ、モンスターのサイズ比較図など平面展示も行う。

 初展示となったのは「禁忌モンスターコーナー」。ゲームを全てクリアした場合のみ姿を目にすることができ、攻略本や公式サイトでも名前すら伏せられていた黒龍という血族のモンスターの情報を、15周年を期に「解禁」。展示会場では明かされた設定を前に長い時間足を止めるファンの姿が多く見られる。

 イベント名には「DNP Produce MONSTER HUNTER × NAKED」と冠し、DNP(大日本印刷)がアニメやマンガ、ゲーム等の人気作品の知的財産とテクノロジーを掛け合わせて、体験価値を提供するイベント事業の第一弾。演出はネイキッドが手掛けた。

 演出ディレクターを務めるネイキッドの茶畑孝徳さんは「歴代のモンスターハンターシリーズのタイトルを飾ってきた全モンスターがいる。モンスターたちの生活感、息づかいを感じることを最も重視して演出した。カプコンのゲームクリエーター藤岡要さんとアイデアを出し合い、迫力のある、非常に楽しい作品にできた。ファンの人も初めてみる人も面白い内容になっていると思う」と話す。

 開場時間は11時~20時(土曜・日曜・祝日は19時まで)。当日券は、大人=平日3,000円・土曜・日曜・祝日3,500円、子ども(小学生以下)=同1,500円・同1,700円。平日限定学生優待券1,800円。3月1日まで。

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