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横浜野菜を知る「保育付き食育講座」-旬の横浜を召し上がれ

「地産地消の仕事人」に認定されている椿直樹さんは「濱の料理人」プロジェクト幹事長も務めている

「地産地消の仕事人」に認定されている椿直樹さんは「濱の料理人」プロジェクト幹事長も務めている

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 JA横浜と中区役所は2月28日、中区健診・予防接種センター(横浜市中区山下町116)で、子育て中の保護者を対象とした保育付き食育講座「旬の横浜を召し上がれ」を開催する。

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 講座は中区食育推進事業の一環として開催。講師には、横浜野菜の普及に努める料理人・椿直樹さんを迎え、旬の小松菜や横浜の豚肉ブランド「はまぽーく」を使った簡単なレシピの紹介と、実演・試食を行う。生産者の顔が見える横浜の農畜産物で料理を学び味わうことで、楽しみながら地産地消に対する理解を深める。

 椿さんは、横浜野菜の魅力を広く伝えるため2003年に「横浜野菜推進委員会」を設立。長年にわたり料理を通して食育を推進する活動に携わる。その取り組みが評価され、2009年には県内で初めて農林水産省「地産地消の仕事人」に認定された。2010年に「横浜市を全国に誇れる『地産地消』の代表都市にする」という理念のもと発足した「濱の料理人」プロジェクトの幹事長を務めるなど、地産地消を次世代に繋げるための取り組みを幅広く行っている。

 当日のメニューは、はまぽーくの肉巻きおにぎり、小松菜と豆腐のアンチョビ炒め、小松菜の骨太ナムル、小松菜のモチモチおやき、小松菜のジュース。レシピカードのプレゼントも予定している。

 講座開催に際して椿さんは「横浜市の小松菜の生産量は全国2位。当日紹介するのは昨年11月に実施した『濱の鉄人コンテスト』の際に、上位入選した小松菜を使ったオリジナルメニューです。家庭でも子どもたちと一緒に横浜のおいしい地場野菜を使った料理を味わってほしい」と話す。

 開催時間は10時~12時。開催場所は中区健診・予防接種センター3階講堂(旧保健所)。対象者は子育て中の保護者。定員は20人(先着順、保育あり)。参加費は無料。申込は中区役所健康づくり係で電話で受け付ける(TEL 045-224-8332)。

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