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レンタサイクル「ベイバイク」がリニューアル-全自転車が電動アシスト付きに

電動アシスト付きにリニューアルされたベイバイク

電動アシスト付きにリニューアルされたベイバイク

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 横浜都心部で展開されているレンタサイクル「baybike(ベイバイク)」が3月1日にリニューアルし、全ての自転車が電動アシスト機能付きの車両に変更された。

ベイバイクの自転車にはICカードリーダーも搭載

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 ベイバイクは横浜市が実施主体、NTTドコモが運営主体となって運用されている横浜都市部コミュニティサイクル事業で、2011年4月に社会実験としてスタート。3年間の成果をもとに、2014年4月から本格実施へと移行した。みなとみらいや関内地区を中心におよそ40カ所のサイクルポートを備え、一度利用登録をすればどのポートでも貸し出し・返却が可能なレンタサイクルシステムとなっている。

 今回のリニューアルでは、400台以上の自転車が全て電動アシスト付きに入れ替わったほか、自転車本体にICカード対応のカードリーダーも搭載。登録のためにポートや運営事務所のカウンターへ訪れる必要がなくなり、パソコンやスマートフォンからいつでも新規登録が可能となった。また、各自転車にGPS機能も新たに搭載され、盗難や電動アシストのバッテリー切れなどを防ぐために役立てられているという。

 登録にはEメールの受信が可能な携帯電話と支払い用クレジットカードが必要で、貸し出し・返却時の会員証には手持ちの交通系ICカードやおサイフケータイ機能付きの携帯電話、または専用ICカード(有料発行、税抜き500円)を利用する。貸し出し時には、ICカードや携帯電話をかざすことで自転車の電子錠が自動的に開き、返却時にはポートのラックに自転車を差し込んで手動で施錠することで手続きが完了となる。

 自転車のサイズは20インチで3段変速機付き。市によると、現在の登録者数は2万6,000人を超え、1日の平均利用回数は400回以上。観光や買い物、あるいは仕事上の地域内の移動など、幅広い用途で利用されている。

 横浜市都市整備局都市交通課の大城俊司さんは「今回の電動アシスト化により、山手などの坂道の多いエリアでもレンタサイクルを利用しやすくなった。実際に利用してみた担当職員からも好評を得ており、今後はポートや自転車台数もさらに拡大予定となっているので、観光や日々の生活にぜひ活用してもらえれば」と話す。

 運営時間は6時~22時。利用料金は3月末まで旧料金が適用され、最初の30分が100円、以降30分ごとに100円の延長料金がかかる(4月以降はいずれも150円)。そのほか、月額会員プランや法人向けプランも用意されている。

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