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そごう横浜で「究極の鉄道模型展」-全国人気有名駅弁も

「箱根登山鉄道 チキ1形」(原信太郎所蔵)

「箱根登山鉄道 チキ1形」(原信太郎所蔵)

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 そごう横浜店・8階催会場(横浜市西区高島2)で3月27日より、原鉄道模型博物館開館と横浜鉄道開通140周年を記念した「究極の鉄道模型展」が開催されている。

横浜エール「鉄道浮世絵」ラベル(書名:横浜海岸鉄道蒸気車図、著作名:三代広重 )

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 同展は、みなとみらい21地区67街区のオフィスビル「横浜三井ビルディング」2階に、文化交流施設として今夏オープンする世界最大級の鉄道模型博物館「原鉄道模型博物館」の記念企画。会期中は、同施設のオープンに先駆け、世界的な鉄道模型の製作・収集家である原信太郎(はらのぶたろう)さんのコレクションを紹介する。

 会場では、庭園鉄道をイメージした1周約55メートルの巨大なレイアウトで「一番ゲージ」の鉄道模型が走行。引込み線やターンテーブルには、原模型の一番ゲージ車両が展示される。

 原さんの鉄道模型コレクションコーナーでは、フランス国鉄の旧型電機の最終形「S.N.C.F 2D2」、1931年に朝鮮半島の鉄原~内金剛間全線が開業し、金剛山観光客の輸送を目的として建設された「金剛山電気鉄道」、箱根登山鉄道を模して作成した模型「箱根登山鉄道タイプ(オリジナル)」などを展示する。

 そのほか、ペーパークラフト教室やジオラマ入門講座などの体験教室を行い、日本鉄道模型連合会による鉄道グッズを販売。地下2階・酒売場では、横浜の1874年当時を描いた横浜エール「鉄道浮世絵」ラベル(エクスポート:3本セット2,048円)の限定発売も。

 7階特設会場では、神奈川県にゆかりのある開業当時の錦絵や古写真約80点を紹介する神奈川県立歴史博物館所蔵「鉄道開業140周年記念パネル展」を開催している。

 そごう横浜店 販売促進担当の花岡陽子さんは「会場内では、駅の待合い席と旧横須賀線をイメージした列車型のフードコートで、展覧会の余韻を楽しみながら駅弁やご当地グルメを味わっていただけます。1番ゲージのスケールをそごう横浜店で体感ください」と話す。

 営業時間は10時~20時(最終日は17時閉場)。4月2日まで。8階催会場では、全国の駅弁やご当地グルメがたのしめる「全国人気有名駅弁とうまいものまつり」を同時開催している。

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