MMで技能士を紹介する「ものづくり立国・日本」次世代フェスタ

130を超える技能が一堂に集う

130を超える技能が一堂に集う

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 パシフィコ横浜(横浜市西区みなとみらい1)展示ホールで3月20日、21日の2日間、さまざまな資格をもった技能士の仕事を紹介するイベント「ものづくり立国・日本」次世代フェスタが行われる。

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 同フェスタでは、現代における若者のものづくり離れ・技能離れを背景に、さまざまな技能の紹介を実施。実際に活躍する若年技能士の姿も見てもらうことで、ものづくりを将来の選択肢のひとつとしてもらい、技能を次世代に継承していくことを目的としている。

 会場には、全135種類の技能職種を先輩技能士のメッセージとともに紹介するコーナーのほか、寝具製作や建築板金、和裁などの体験プログラムに参加できるコーナー、各協会や連合会などの技能士団体による業界PRコーナーなどを用意。

 各日11時から16時に行われるステージイベントでは、「痛くない注射針」や「携帯電話用小型電池ケース」で世界中から注目された岡野工業(東京都大田区)の岡野雅行さんによる教育者セミナー(20日のみ)や、技能五輪国際金メダリストによるトークセッション、アイドルグループ「AKB48」のメンバーがものづくりに挑戦するチャレンジステージなども予定されている(当日参加可能)。

 そのほか、関東近隣の農業高校、工業高校、各種専修学校などが多数出展する学校コーナー、若手技能士が集まって、磨き抜かれた技を競い合う大会の紹介コーナーなどのブースも。

 ものづくり立国・日本 次世代フェスタ運営事務局の担当者は「これから将来を考えようとしている方、若者に進路指導をする立場にある方にぜひ見ていただきたいのが、日本を代表するものづくり技能士の実演です。その数は34職種にものぼります。名前は知っていても、実際どんな作業をしているのか、ご存知の方は少ないはずです。あらゆる仕事のスピードやテクニックを見ていただきたいです」と話す。

 イベントの開催時間は10時~16時30分。入場無料。

 技能士は建設、金属加工、電気・精密機会器具など12分野135種類があり、いずれも国が定める技能検定試験に合格する必要がある。技能士の多くには1~3級の区分があり、若い技能者がレベルを競い合う技能五輪・技能グランプリなどの大会も行われている。

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