三洋電機、元街小学校で「環境とエネルギー」の出張授業

「人間電池」を作る実験風景

「人間電池」を作る実験風景

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 三洋電機(大阪府守口市)は9月21日、横浜市立元街小学校(中区山手町36)で環境をテーマにした出張授業を行った。

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 授業のテーマは「地球環境とエネルギーについて考えよう!」で、同社が2005年に立ち上げたプロジェクト「小学校 ENERGY EVOLUTION PROJECT(エナジー・エボリューション・プロジェクト)」の一環。全国の小学校に同社製充電池「eneloop(エネループ)」の寄贈と環境をテーマとした授業を行い、未来を担う子供たちに「電池を使い捨てない」ことから地球環境の大切さを伝えるのが目的。

 授業は、地球の歴史やエネルギーについての講義後、2種類の金属と食塩水を用いて「人間電池」を作る実験や、同充電池を使ってプラレールを走らせる実験、「ソーラーパネルの実験」など体験・参加型で行われた。また乾電池と充電池の違いも学び、授業を受けた5年生約30名は「充電池が1,000回使用後もリサイクルできることに驚いた」「充電池を家でも使って地球が豊かであり続けるよう努力したい」とそれぞれ感想を語り、講義担当者も「今自分ができる環境にいいことを始めてほしい」とメッセージを伝えた。

 同社は今年4月から現在までに全国で21校、約1,330人の生徒に同様の環境授業を行い、2006年度中に30校での実施を目標としている。

「小学校 ENERGY EVOLUTION PROJECT」ホームページ

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