横浜の集客力を高めることを目的に設立された「横浜観光プロモーションフォーラム」は8月2日、平成18年8月認定事業に認定された5件の事業を発表した。応募総数7件のうち5件が認定され、合計で175万円の助成金を交付する。

　新規認定事業名と事業者名と助成金額は、1)「中国ニューウェーブ映画祭 IN YOKOHAMA」を軸とした中国文化プロモーション（株式会社エスティヴィ・ジャパン、100万円）、2)「横浜・元町ウェディングコレクション」（エルティア、25万円）、3)「ペット」を切り口に集客を図る「ペットと行ける街『横浜』」－横浜のペットにまつわる医・食・住・遊情報サイト－（株式会社JPR）、4)英語によるレストラン＆バーガイド（雑誌とWeb）「Me Say」（MeSay Corporation）、5)JTB国内募集方企画旅行商品「トライライト横浜」（株式会社ジェイティービー、50万:継続事業）。5事業の総事業費は2億6302万円。

　5事業の実施により、横浜への誘客数37,400人、パンフレット・チラシ33万5千部、ホームページの総アクセス数12,342,000PV、メールマガジンの配信数20,000通や、衛星TV媒体などでの放送などのPR効果を見込んでいる。同フォーラムは、上記5事業に125万円の助成金を交付する。認定期間は平成18年8月1日～平成19年7月31日まで。

　認定事業は「横浜への来訪者を増やす事業」を広く募集し、新規事業は「集客性」「PR性」「継続性」「計画性」「波及性」「発展性」「テーマ性」を、継続事業は「新規性」「実績」「テーマ性」「前回審査結果」を勘案し、審査・認定された事業に対して、事業の成功に向けて、横浜観光プロモーションフォーラム会員企業をはじめ、横浜市、財団法人横浜観光コンベンション･ビューローが「オール横浜」でバックアップするというもの。

　同フォーラムの会員数は148団体（2006年8月1日現在）。11月30日には、認定事業発表会を行い、認定事業者とフォーラム会員のビジネスマッチングを図る予定。

横浜観光プロモーションフォーラム