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みなとみらいで「沖縄チャンプルーカーニバル」 沖縄ハーリーvs横濱ドラゴンボートも

金武町から那覇港~若洲港~みなとみらいの経路で8日間かけ、フェリーと15メートルのトレーラーで運ばれてくるハーリー船(サバニ)。

金武町から那覇港~若洲港~みなとみらいの経路で8日間かけ、フェリーと15メートルのトレーラーで運ばれてくるハーリー船(サバニ)。

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 FMヨコハマは5月21日と22日、みなとみらい地区で「沖縄チャンプルーカーニバル」を開催する。

21日は鶴見区とみなとみらいをごみ拾いで結ぶ「どんどんごみ拾い」も

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 公開生放送や、沖縄出身アーティストのライブのほか、屋外会場で沖縄物産展や、今回特別に沖縄県外へ運搬されるハーリー船をまねいた海上アトラクションを開催する。開催は今年で10回目で、今年は沖縄復帰50周年を記念して開催する。

 21日は、沖縄と横浜の海の文化交流として、横浜・沖縄フレンドリーシップイベント「沖縄ハーリー 対 横濱ドラゴンボート」を日本丸メモリアルパーク内水域で行う。

 ハーリーは毎年旧暦5月に沖縄県各地の漁港で行われる競漕とその祭り。ハーリー船は沖縄の漁師たちにとっては聖なるアイテムで県外に持ち出すことはないが、今回、沖縄県金武町の漁業協同組合の協力により、2艇が横浜にやってくる。

 「ドラゴンボート」は、毎年、横浜山下公園でレースを展開している。競技も舟のサイズも違う、交わることのなかった両者が両地の文化を背負って相まみえるアトラクションとなる。

 イベントは、FMヨコハマの番組「God Bless Saturday」の公開生放送内で実況する。鶴見出身のアントニオ猪木さんが番組に応援出演。会場の特設ビジョンとラジオを通じて、異種格闘技戦のパイオニアとしてエールを送るほか、平川美香さん、横濱シスターズなどがステージに登壇する。開催時間は13時~16時。

 物産展では沖縄の特産品や土産物を販売する。うるま市から5事業者が来場。沖縄飲食のキッチンカーも出店し、うるま名物のタコ焼き「イイダコ焼き」や、ブランド卵「くがにたまご」、FMヨコハマ泡盛タイムカプセルとコラボした神村酒造「暖流」などを販売する。

 クイーンズスクエア横浜では、沖縄ミュージシャンのライブやトークショーを実施。「ちむどんどん」横浜鶴見プロジェクトのアンバサダーを務めるガレッジセールの川田広樹さんや、コザ生まれで喜納昌吉&チャンプルーズに在籍したギタリストの平安隆さん、奄美島唄伝承の第一人者で86歳の朝崎郁恵さんなどが出演する。

 NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」の舞台ともなる、横浜鶴見の沖縄県人会や「ちむどんどん」横浜鶴見プロジェクト、沖縄件の漁協や観光協会などが協力して開催する。

 FMヨコハマの担当者は「みなとみらいが沖縄に染まるフェスティバル。FMヨコハマが長年かけて築いてきた横浜と沖縄の絆を確かめあうイベント、過去最大の文化交流とするつもり」とコメントしている。

 開催場所は、クイーンズスクエア横浜クイーンズサークル、クイーンズパーク、日本丸メモリアルパーク(21日のみ)。

 21日は、鶴見区とみなとみらいをごみ拾いで結ぶ「どんどんごみ拾い」も同時開催する。

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