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「ヨコハマメリー」の中村監督が語る図書館活用術 あの映画はこうして作られた

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 横浜市中央図書館で、8月28日、「令和3年度第1回ヨコハマライブラリースクール」として、映画監督の中村高寛さんによる講座「中村高寛監督が語る図書館活用術 あの映画はこうして作られた!」が開かれた。

中村監督の愛読書「暇があるとこれ読んでます」

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 190人定員の横浜市中央図書館地下1階ホールに、80人限定で開催。中村さんは映画「ヨコハマメリー」を制作した際の図書館活用のエピソードを紹介。休みのたびに図書館に通って調べ物をし、メリーさんが横浜からいなくなった時期の新聞が複写されたマイクロフィルムをめくっていたことなどを話した。

 東京の仕事で調べごとをするときにも、横浜市中央図書館はさまざまな資料が揃っていて重宝することや、「閉館後に野毛に呑みにいくことも楽しみ」と明かした。

 講座では、講師の「推薦図書リスト」として、メリーさんの関連図書や「横浜・中区史 人びとが語る激動の歴史」など38冊のリストも配布。口伝に基づく資料のおもしろさに言及し「図書館は発見をする入口」で「原点として図書館でベースとなるものを作ってから、歴史を知っている人を訪ね、当事者と歴史が繋がる瞬間が好き」とも。

 講座は2時間ほどで、中村さんは「有名な人というより、その町、その時代を生きた市井の人に興味がある。時代を見つめながら、今が見えるのかが自分にとっては大事。今を見つめるために図書館に通っています」と締めくくった。

 横浜市立図書館は今年開業100周年を迎え、同講座は、記念行事として開催。

 ライブラリースクールは、市民の学習活動や課題解決支援の一環としてさまざまな分野の専門家をまねいて実施してきた。担当者は「100周年を記念して、横浜に注目した話題を提供したい」といい、次回はニュースパーク(日本新聞博物館)の協力を得て、11月に第2回のライブラリースクールを予定する。

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