世界中の学生が5分以内の映像で平和について表現した作品を上映する映像祭「国際平和映像祭(UFPFF)2020」が9月21日、オンラインで開催される。主催は一般社団法人国際平和映像祭。
20日のプレイベントは丹下紘希さん、安田菜津紀さんらを招き分断をテーマに開催
同映像祭は、平和をテーマに、国連が定めた国際平和の日「ピースデー」の9月21日に合わせて毎年横浜で開催する映像の祭典。2011年から横浜で開催され、今年で10回目となる。
3月から4カ月間、映像作品を募集し、8月下旬に審査員がファイナリスト10作品を選出した。映画祭では、ファイナリスト作品の上映と監督によるスピーチを行い、最終審査とともに各賞の発表と授賞式を行う。
今年は、JICA横浜で開催する予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大で、オンラインで開催。札幌国際短編映画祭とコラボレーションし、ショーケース作品「ドゥーマの地下室」の上映とティム・アルシオフィ監督のほか、映像際プロデューサーの久保俊哉さんが登壇する。
また、「ピースデー・トーク」として、過去10年の映像祭を振り返り、久保田徹監督(「Light up Rohingya」UFPFF 2016:AFP通信賞受賞)、臼井健太監督(「隣あわせ」UFPFF 2015:AFP通信賞受賞)、坂上香監督(「プリズン・サークル」)らによる対談も行われる。
同映像祭発起人・代表理事の関根健次さんは「今年は自宅からオンラインで参加いただく形ではあるが、少しでも参加者のみなさまがつながり、映像という手段を通して『UNITED FOR PEACE』を表現できる場になれば」と話す。
開催時間は15時~19時。参加費は大人=1,000円、学生=500円、オリジナルTシャツ付きチケット=3,900円。申し込みは19日までPeatixで受付中。