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「ヨコハマ・パラトリエンナーレ2020」が11月のコア会期に向けて始動 オンラインとリアルを融合

「パラトリテレビ」ナビゲーターの車椅子インフルエンサー・中嶋涼子さん(右)、パペット話者の熊谷拓明さん(左)、総合ディレクターの栗栖良依さん(奥)

「パラトリテレビ」ナビゲーターの車椅子インフルエンサー・中嶋涼子さん(右)、パペット話者の熊谷拓明さん(左)、総合ディレクターの栗栖良依さん(奥)

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 障害のある人とアーティストが共に創作する3年に一度の現代アート国際展「ヨコハマ・パラトリエンナーレ2020(パラトリ)」のプレ会期が8月24日にスタート。新型コロナウイルス感染拡大を踏まえ、オンラインとリアルを融合した新しいプログラムの内容を発表した。

みなとみらい本町小学校の児童たちとの公開授業の様子

 「ヨコハマ・パラトリエンナーレ」は、誰もが健康や環境などの障壁に阻まれずに文化芸術活動に参加し、居場所と役割を実感できる地域社会の実現を目指す「もうひとつのトリエンナーレ」として2014年にスタート。第3回となる今年は、「our curioCity-好奇心、解き放つ街へ」をテーマに、オンラインと横浜市役所新庁舎(横浜市中区本町6)で4つのプログラムを展開する。主催は横浜ランデヴープロジェクト実行委員会とNPO法人「スローレーベル」、横浜市文化観光局と同健康福祉局共催。

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 YouTubeで配信するオリジナル番組「パラトリテレビ」では、車椅子インフルエンサーの中嶋涼子さんのナビゲートで、パペット話者の熊谷拓明さん、聴覚障害を持つストリートダンサーでパラトリテレビディレクターの鹿子澤拳さんらと共に隔週でパラトリの魅力を伝える。

 「パラトリラボ」では、食を切り口に福祉や接続可能な社会について考える「フードラボ」と、伝え方をテーマにした「メディアラボ」をオンラインゼミとして配信。コア会期には横浜市役所アトリウムの特設ステージで成果発表トークを実施する。

 「BOOK PROJECT」では、「そのうち届くラブレター」と題し、コア会期に「読む展覧会」を開催。多様な表現を収録した本を横浜市役所で1,000部無料配布するほか、公式ウェブサイトでも展開する。

 「サーカスアニメーション」では、両足義足のサーカスアーティスト、エリン・ポールさんをはじめとした世界のサーカスアーティストと、「SLOW CIRCUS PROJECT」のメンバーがサーカスアニメーションを共同で創作し、コア会期にオンラインで配信するほか、横浜市役所のアトリウムの大型スクリーンで上映する。11月20日には、SLOW CIRCUS PROJECTのメンバーとみなとみらい本町小学校5年生の児童たちが議論を交わす「パラトリみらいサミット」を開催。「全人類アカンパニスト化計画!めざせ、だれかの伴奏者」をテーマに、みんなが暮らしやすい街について考える。

 プレ期間初日の8月24日には、横浜市役所アトリウムで「パラトリみらいサミット」にも参加するみなとみらい本町小学校の児童たちとの公開授業を開催。総合ディレクターの栗栖良依さんは「みんなの想像力と創造力を時空を超えて一人でも多くの人と共有したい。今回の試みは、デジタルに疎い高齢者や移動に困難を抱えている重度の障害を持った人たちにも楽しんでもらえるような課題解決の手段としても将来役に立つ試みだと思う。そして今回の取り組みに参加してくれた人たちに、リアルに集大成を観てもらえる場を開催できれば嬉しい」と話した。

 コア期間は11月18日から24日まで。8月29日までは、横浜市役所2階プレゼンテーションスペースで「ヨコハマ・パラトリエンナーレ」2014年の誕生から2020年の集大成までのドキュメント展示を行う。

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