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横浜文化体育館 解体前に「文体お別れ施設見学会」

横浜文化体育館

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 1962(昭和37)年に開館した横浜文化体育館(横浜市中区不老町2)は、老朽化のため58年の歴史に幕を閉じ、付帯施設の「平沼記念レストハウス」とともに9月6日に閉館する。11月以降解体工事が始まるが、取り壊す前に9月13日に「お別れ施設見学会」を開催する。

歴史をまとめた記念誌「横浜文化体育館58年の軌跡」を発刊し、抽選で100人に配布

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 「文体」の愛称で親しまれた同施設は、横浜開港100周年記念行事の一つとして建設された。1962年5月11日に落成、同年プロレスの力道山の試合が行われた。1964(昭和39)年の東京オリンピックではバスケットボールの予選会場と、バレーボールの会場として67試合が開催され、当時「東洋の魔女」と呼ばれたバレーボール日本女子代表チームは金メダルを獲得した。

 その後はクイーン、ボン・ジョヴィなどの海外アーティストや美空ひばりさんやゆずさんなど410組を超えるアーティストのコンサート会場として活用されたほか、プロレス、成人式、体育祭などの会場にもなった。

 「お別れ施設見学会」は入場無料で、10時から14時までの各正時から約30分間。参加者は、館内の見学のほか、横浜文化体育館での思い出や閉館に対する思いを施設の内壁にメッセージを書くことができ、メッセージの写真は後日ウェブサイトで公開する。

 8月27日から参加の事前電話予約(TEL 045-641-5741)を受け付ける。各回定員60人、計300人で先着順、記念品付。このほか、同館の歴史をまとめた記念誌「横浜文化体育館58年の軌跡」を発刊し、抽選で100人に配布する。

 館長の宮田豊さんは「のべ2,700万人の利用があった。アリーナが建設される前は成人式など人生の節目に使われた建物。建物がなくなっても記憶に残してほしい」と話し、横浜市の文化体育館再整備事業を所轄する市民局スポーツ振興担当課長の赤羽孝史さんも「自らも成人式をした場所。今は58年間本当にお疲れ様という気持ち」と懐かしそうに振り返った。

 解体後は、2024年に供用開始予定のメインアリーナ(名称未定)として再整備。7月24日に開館したサブアリーナ(横浜武道館)(中区翁町2)とともに、横浜の新たなスポーツ振興の拠点となる。メインアリーナは地上3階建、敷地面積約1万平方メートル、延べ床面積約1万5,500平方メートルで、地上7階建で約170室のホテルを併設予定。

 同館は、東京オリンピックが2020年に開催されていれば、野球・ソフトボール競技などを中継するライブサイト会場になる予定だったが、2度目のオリンピックに関わることは幻となった。

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