横浜開港祭、4,000発の花火で150周年カウントダウン

昨年行われた「横浜開港祭」の様子

昨年行われた「横浜開港祭」の様子

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 みなとみらい21地区臨港パークなどで6月1日・2日、「第27回横浜開港祭」が開催される。横浜の初夏を彩る開港記念日の恒例となっており、昨年は69万人が来場した。

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 会場のひとつ臨港パークのステージでは、中田宏横浜市長らが出席する式典のほか、横浜を中心に活動しているミュージシャン菊池威さんや、上田正樹さんのライブを開催。市民1,000人が参加するコーラス大合唱「横浜銀行ドリームオブハーモニー」や、世界的に評価の高いパフォーマー「CAPLIORE」の2本の綱を使った「ダブルダッチ」が披露される。そのほか、縁日、世界各国の料理を提供するフードコートを設け、様々なイベントも実施。

 マリンステージでは、屋形船乗船会や全長約110メートルの世界最大級の帆船「海王丸」(約2,556トン)の一般公開、横浜港に関する官公庁艇船舶のパレードなどを開催する。

 開港記念日の6月2日20時20分ごろから40分間は、臨港パーク前面洋上で光と音・花火のショー「開港150周年カウントダウン花火・ビームスペクタクル IN ハーバー」を実施。約4,000発の花火を打ち上げ、レーザー光線と音楽のショーを行う。

 同実行委員長の横尾典克さんは「にぎわいや絆(きずな)、未来をテーマに各所で開催するイベントの数々は、ご来場頂いた方の心に残る思い出になると確信している。港の誕生日を祝い、横浜の経済・文化の発展に大きく寄与してきた横浜港に感謝をし、来年の横浜開港150周年へのカウントダウンとして市民の皆様と共に盛り上げたい」と話す。

 横浜港は、1854年の日米和親条約、1858年の日米修好通商条約の締結を経て、1859年6月2日に開港した。当初の貿易相手はアメリカ、オランダ、ロシア、イギリス、フランスの5ヵ国。横浜と同時に長崎と函館が、その後、新潟と神戸も開港を迎えた。

第27回横浜開港祭6月2日はヨコハマのバースデー、「横浜開港祭」の全貌(ヨコハマ経済新聞)開港5都市市長が横浜に集結「ポートタウンフェス」来年6月開催(ヨコハマ経済新聞)

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