プレスリリース

【横浜市】世界の!横浜の!温室効果ガス濃度が見える 『GOSAT3D ビジュアライザー』を科学館として日本で初めてはまぎん こども宇宙科学館に展示します!

リリース発行企業:横浜市

情報提供:

 環境省では、主要な温室効果ガスである二酸化炭素とメタンの濃度を宇宙から観測することを専門とした世界初の人工衛星「GOSAT(ゴーサット:温室効果ガス観測技術衛星)」を2009 年に打ち上げて以来、現在も観測を継続しています。このたび、GOSAT で観測した温室効果ガス濃度の分布を立体的に表示・体感できるプロダクト「GOSAT 3D ビジュアライザー」を、本市指定管理施設の「はまぎん こども宇宙科学館(横浜こども科学館)」(以下、「こども科学館」)にて展示する運びとなりました。GOSAT 3D ビジュアライザーの科学館展示は日本初となります。
 また、今回の展示用に、横浜市のデータも表示・体感できるようにしていただきました。

1 展示目的
 横浜市では、2050 年の脱炭素社会の実現に向けて「市民の行動変容」「事業者の行動変容」「市役所の率先行動」「脱炭素イノベーション」の4本柱で脱炭素施策に取り組んでいます。本市における二酸化炭素排出量割合は、全国と比較して家庭部門が約3割と多くを占めていることから、市民の皆様への普及啓発が大変重要です。
 今回、環境省の「GOSAT 3D ビジュアライザー」を展示することで、こども科学館を利用する子どもたちを中心に、環境教育の一環として最先端のデータに触れる機会を提供するとともに、脱炭素アクションを紹介する展示を行うことで脱炭素について考え、行動するきっかけを作ります。

2 展示物「GOSAT 3D ビジュアライザー」及び見どころ
・「GOSAT 3D ビジュアライザー」は、GOSAT が観測したデータ等を基に株式会社バスキュールが開発したものです。
・「GOSAT 3D ビジュアライザー」のモニターの前にいる人を認識することで、画面に3D で浮かび上がる地球が表示され、2009 年から観測されている地表付近の大気中の二酸化炭素及びメタン濃度の濃淡の経年変化を3D 地球儀上及び主要都市ごとのグラフで表示が可能です。
・今回の展示用に横浜市のデータを追加していただき、2009 年から2022 年までの横浜市の温室効果ガスの濃度分布の推移を色とグラフで見ることができます。季節による違いや、他都市との違いも比較することができます。
・なお、気候変動COP29(アゼルバイジャン)のジャパンパビリオンで展示された上、大阪・関西万博でも活用が予定されています。


気候変動COP29 における展示イメージ


表示イメージ。地図は、GOSAT の観測と補助データから求めた?酸化炭素の地球全体の地表付近(※)の濃度分布。グラフは横浜(代表地点)の値と、全球平均をプロットしたもの。 ※975hpa気圧面(高度約340mに相当)


3 展示予定場所:こども科学館 5階 宇宙船長室
<はまぎん こども宇宙科学館(横浜こども科学館)>
【場所】横浜市磯子区洋光台5-2-1
【アクセス】JR 京浜東北・根岸線 洋光台駅徒歩3分
【営業時間】9:30~17:00 最終入館は16:00 まで
【休館日】第1・3火曜日/年末年始/臨時休館
【入館料】こども科学館は有料施設です。
入館料はホームページ※で確認してください。
※こども科学館ウェブサイト https://www.yokohama-kagakukan.jp/

4 展示期間
 令和7年6月18 日(水)から令和8年3月31 日(火)(予定)

<こども科学館 的川館長のコメント>
 触れて感じて快適な地球をつくろうぜ!温室効果ガス(二酸化炭素・メタン)の濃度と変化を君だけが体感できるまたとないチャンス。宇宙と自分をつないで地球温暖化をみんなでストップ。




  • はてなブックマークに追加

ピックアップ

ヨコハマ経済新聞VOTE

横浜の何区在住ですか?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース