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「本牧アートプロジェクト」初開催-「フォトモ」ワークショップも

写真を素材にした模型「フォトモ」

写真を素材にした模型「フォトモ」

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 本牧エリアで11月24日、アートイベント「本牧アートプロジェクト2013」が開幕した。

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 第1回目となる今回は、本牧内外のアーティストやクリエーターが集い、音楽発信地としての本牧をクローズアップ。本牧通り沿いの個人商店や老舗のバー・カフェ、複合ビルの空き店舗、ライブハウス「ゴールデンカップ」、本牧山頂公園などを舞台に、本牧の街をさまざまな視点で切り取るワークショップやインスタレーション、ライブ、パフォーマンスを展開する。主催は2011年から山手に拠点を移し、ダンスと社会をつなぐ活動をするNPO法人「Offsite Dance Project」。

 12月8日に本牧地区センター(横浜市中区本牧原16)体育館で開催される「100人フォトモワークショップ『本牧の写真が立体になる!』」では、糸崎公朗さん(写真家・美術家)を講師に迎えて「フォトモ(写真=フォトグラフを素材にした模型=モデル)」を制作。本牧の街の写真をハサミで切り取り立体的に組み立てて、「もう一つの本牧の街」を作る。出来上がった作品は、本会期の12月12日~16日にエリア内の15の会場でショーウインドーや店内に展示される。

 また、12月1日には、アニメーション作家の稲葉まりさんによる「巨大アニメーションで遊ぼう」や、サウンドアーティストのマルコス・フェルナンデスさんによる「耳をすます」ワークショップを本牧地区センター音楽室で開催。本会期期間中は、ロックの歴史やカルチャーなどの流れを追うDJ&トーク、ツアー形式で移動しながら上演される演劇、米兵の踊りをアレンジし全国に広まったステップ「浜チャチャ」を踊るディスコイベントなども行われる。

 Offsite Dance Project代表の岡崎松恵さんは「いくつもの転換期を経た本牧の街は多様な表情をもっていて、街を舞台に活動を展開してきたOffsiteにとっては、このエリアのさまざまな場所が劇場やがギャラリーになる得ると思った。この街の歴史の体現者やすぐれたアーティスト・クリエーターとも出会い、この街の魅力をアートを通して伝えたいと思って、『本牧アートプロジェクト2013』を立ち上げた。ぜひ参加してほしい」と話している。

 各プログラムの詳細はホームページから。

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