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そごう美術館で「ベルサイユのばら展」-宝塚歌劇ステージ再現も

©池田理代子プロダクション

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 そごう横浜店・6階の「そごう美術館」(横浜市西区高島2)で、9月8日から展覧会「40周年記念 ベルサイユのばら展」が開催されている。

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 「ベルサイユのばら」は、劇画家・声楽家の池田理代子さんによる人気漫画。18世紀後半のフランス革命を舞台に、悲劇の王妃マリー・アントワネットや男装の麗人オスカルの数奇な運命が、史実に沿いながら華麗に描かれている。

 同作は、1972年4月から1973年12月まで少女マンガ誌「週刊マーガレット」(集英社)に連載。1974年に宝塚歌劇団(兵庫県宝塚市)で舞台化され、1979年にはテレビアニメの放映も開始。歴史の流れに翻弄(ほんろう)されながらも自らの意志で人生を選びとり、愛を貫く登場人物の姿が話題を呼び、世代や国境を越えて多くの人々に読み継がれている。

 同展では「ベルサイユのばら」連載40周年を記念し、「ベルばら」の世界観をコミック原画、初公開となるアニメのセル画や設定資料など約300点で紹介する。

 宝塚歌劇の展示コーナーでは、1,500回以上にわたり上演された宝塚歌劇「ベルサイユのばら」の舞台デザインに基づいたベルサイユ宮殿の華やかなセットを再現。衣装や小道具、道具帳や衣装デザイン帳、公演ポスターを展示し、歴代公演の映像も交えながら「宝塚歌劇版ベルばら」の変遷をたどる。

 そのほか、関連イベントとして、フラワーデザイナー藤田晃子さんによるプリザーブドフラワー講座「麗しのローズブーケ」(10月3日)を同館展示室内特設会場で実施。ミュージアムショップでは、オスカルを金色で描いた華やかな絵皿「40周年記念プレート」(限定数)、ポストカード100枚セット、缶バッジ型のオーディオプレーヤーに愛の名セリフを収録した「プレイボタン 愛と感動の名シーン」、プリントクッキーなどのグッズを販売する。

 そごう美術館の担当者は「コミックから舞台、映像、そして現在へとつながる『ベルばら』の全容を紹介し、時を経ても色あせることのないその魅力に迫る。あなたの思い出の『ベルばら』にきっと出会えるのでは」と話している。

 開館時間は10時~20時(入館は閉館30分前まで)。入館料(当日)は大人1,000円、大・高生800円、中学生以下無料。9月16日「敬老の日」は65歳以上入館無料。10月14日まで。

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