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横浜・寿町に1000のあかり「寿灯祭」-被災地で制作した竹とうろうも

昨年の「寿灯祭」の様子

昨年の「寿灯祭」の様子

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 中区寿町の寿町総合労働福祉会館広場(横浜市中区寿町4)で12月16日と17日、キャンドルナイトイベント「第2回 寿灯祭(じゅとうさい)」が開催される。

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 寿灯祭は、寿の地域住人と寿で活動するアーティストたちが共につくりあげる「あかりのお祭り」で、昨年初めて開催された。今年は「つながり」をテーマとし、約1000の幻想的なあかりをともす。主催は寿オルタナティブ・ネットワーク。

 会場には、東日本大震災の被災地である岩手県釜石市の人々が「ありがとう」の気持ちを込めて制作した「竹とうろう」、廃材のワンカップを使った「ワンカップ灯明」を設置。ワンカップ灯明は、大阪の釜ヶ崎、現代アートの国際展「ヨコハマトリエンナーレ2011」の特別連携企画「新・港村」から届けられた灯絵で装飾される。

 会期中は、寿で活動するアーティスト有志がアートパフォーマンスを行う。16日は、寿での共同生活を通して寿地区について学び、自分達にできることを考え実践するプロジェクト「寿合宿」に参加した、実験舞踏のムダイさん、ミュージシャンの平魚泳さん、自然光ダンサーでモデルの高須賀千江子さんらによるコラボパフォーマンス。そのほか、アーティスト水川千春さんのライブパフォーマンスが行われる。17日には、弦楽器やトイ楽器、民族楽器を操りながら劇人形と共にパフォーマンスを展開する「Marginal Comedy Goes to Your Town!」が登場する。

 寿灯祭の前には、寿オルタナティブ・ネットワークのスタッフが寿町の活動スポットなどを紹介する「コトブキツアー」(16日)、寿町で暮らす住人が生活者目線で町を案内する「寿のしんちゃんツアー」(17日)も行われる。

 寿オルタナティブ・ネットワークの橋本誠さんは「寿オルタナティブ・ネットワークとして4年目の活動に入るが、今年は大阪の釜ヶ崎との新たなつながりが生まれるなど、地域色の強かった寿のお祭りが外との交流を通して、より広がりのあるイベントになった。1000のあかりが釜石、寿、釜ヶ崎をつなげます」と話す。

 開催時間は17時~19時。小雨決行。両日とも荒天の場合は23日に順延。当日のワンカップの準備や灯絵ワークショップ、点灯作業などを行うボランティア希望者は、両日とも13時に会場に集合。

 寿町は、隣接する扇町や松影町を含む約60,000平方メートル程度の地域で、日雇労働者が宿泊するための「ドヤ」と呼ばれる簡易宿泊所が100軒以上あり、東京の山谷、大阪の釜ヶ崎に並ぶ「三大寄せ場」の1つと言われている。

 寿オルタナティブ・ネットワークは、アーティストやクリエーターらで構成され、多様な立場の担い手が行う文化的な活動による町の活性化を目的として、活動拠点や各種催しの場づくり、ネットワーキング活動などを行っている。 

 寿町では、2008年からアートプロジェクト「KOTOBUKIクリエイティブアクション」が始動し、寿町を舞台・テーマとした作品の制作や、住人との対話や恊働をするプログラム、寿町周辺地区におけるアーティストの活動を目的とした滞在支援システムづくりなどが行われている。

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