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日本大通の情文ホールで「ヨコハマbデイ」-生物多様性がテーマ

「ヨコハマbデイ」のbは生物多様性(=Biodiversity)を意味する

「ヨコハマbデイ」のbは生物多様性(=Biodiversity)を意味する

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 日本大通りの横浜情報文化センター(横浜市中区日本大通11)情文ホールで9月3日、生物多様性をテーマにしたイベント「ヨコハマbデイ2011」が行われる。

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 イベントは、2011年5月に設立された一般社団法人CEPAジャパン(中区日本大通11)による企画・主催。同法人は生物多様性を身近に感じてもらうために「広報・教育・普及啓発」に関する情報共有や推進の場づくりに取り組んでいる。「ヨコハマbデイ」のbは、biodiversity(バイオダイバーシティ、生物多様性)を意味する。

 当日は3部構成でプログラムを展開。1部では「横浜の時間、人や自然、地域社会ととかかわりながら生きる」をテーマに、横浜市立三保小学校校長の和泉良司さんが講演を行うほか、CEPAジャパン代表の川廷昌弘さんとの対談も実施。生物多様性をテーマにThink the Earthプロジェクトが制作したショートフィルム「いきものがたり」も上映される。

 2部では、横浜市内で活動する団体や企業からゲストを招き、それぞれ3枚のスライドを題材にトークを展開する「3ピーストーク」を予定。登壇するのは「創造と森の声」代表の石山克幸さん、「長屋門公園歴史体験ゾーン」事務局長の清水靖枝さん、グリーンタフ・日本自然保護協会自然観察指導員の片山篤史さん、東日本大震災の被災地支援に取り組む飲食店ネットワーク「かながわ11」の近藤一美さん、「海をつくる会」の坂本昭夫さん、「ヨコハマ・ゆめ・ファーマー」の門倉麻紀子さん。

 最後に3部では、参加型のワークショップ「しあわせのタネ」を実施。来場者の「しあわせを感じる時」をヒントに、生物多様性の豊かな世界を目の前に再現、イメージするきっかけを与える。

 司会を担当するのは、FMヨコハマでパーソナリティも務めているMITSUMIさん。同局では、9月5日から9日までの5日間、13時からのFMヨコハマの番組「E-ne!~good for you~」において、今回のイベント出演者が日替わりで登場する予定。

 CEPAジャパン代表の川廷昌弘さんは「生物多様性と聞くと、なんだか小難しい言葉だと思われるかもしれません。今回のイベントでは、『みよう、かたろう、やってみよう!』をテーマに、3部構成で生物多様性をもっと身近に感じられるようなトークやワークショップなどを展開します。森や川、海、里、街などさまざまな表情を持つ横浜だからこそ語れる、生物多様性の大切さについて気軽に学んでみませんか」と話す。

 開催時間は13時~17時30分(12時開場)。入場無料、申し込み不要。

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