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MM21に「カップヌードルミュージアム」-佐藤可士和さんがディレクション

ミュージアムのクリエイティブディレクションは、アートディレクターの佐藤可士和さんが担当

ミュージアムのクリエイティブディレクションは、アートディレクターの佐藤可士和さんが担当

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 日清食品ホールディングス(東京都新宿区)は1月19日、みなとみらい21新港地区11-2街区(横浜市中区新港2)に建設中の体験型食育施設「カップヌードル ミュージアム」を、9月17日にグランドオープンすると発表した。

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 「カップヌードル ミュージアム」は、インスタントラーメンにまつわるさまざまな展示や体験工房など通じて、発明・発見の大切さやベンチャーマインドについて楽しみながら学べる体験型食育施設。1958年に世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」を、1971年に世界初のカップめん「カップヌードル」を発明した日清食品の創業者の名前にちなんで、正式名称は「安藤百福(ももふく)発明記念館」となる。

 建物の面積は約4,000平方メートル、延床面積約10,000平方メートルの5階建て。横浜ワールドポーターズの海側、JICA横浜に隣接する。

 同ミュージアムのクリエイティブディレクションは、アートディレクターの佐藤可士和さんが担当。建物やロゴマークのデザインから、各展示のコンセプトワークまで、総合的にプロデュースする。

 佐藤さんは「豊かな歴史へのリスペクトと未来への先進性が調和するこの横浜の地に、新たにカップヌードルミュージアムを設立するにあたり『創造的思考=クリエイティブシンキング』をコンセプトに据えました。このミュージアムでの体験を通して、百福氏の生涯を貫くクリエイティブシンキング マインドに触れ、その芽を刺激するきっかけとなればという思いで施設全体の設計を考えています」とコメントしている。

 施設には、インスタントラーメンの歴史を紹介する「インスタントラーメン ヒストリーキューブ」、創業者の足跡を紹介する「安藤百福シアター」、クリエイティブシンキングを現代アートの手法で表現する「クリエイティブシンキング ボックス」、自分でデザインしたカップに好みのスープと具材をトッピングして世界でひとつだけのカップヌードルを作ることができる「マイカップヌードル ファクトリー」、「チキンラーメン手作り体験工房」、カップヌードルの製造工程を体感できる遊具施設「カップヌードル パーク」、世界各国の珍しい麺(めん)を味わえる飲食施設「ワールド 麺ロード」、「ミュージアムショップ」などを備える。

 ミュージアムは、安藤百福さんが抱いていた「子供たちに発明・発見の大切さを伝えたい」との思いを元に展開する施設で、同社としては大阪府池田市の「インスタントラーメン発明記念館」(1999年11月開館)に続く施設となる。

 同社は「日本で生まれ、世界の食文化を変えたインスタントラーメンが、いかにして発明され、どのように発展を遂げていったのか。当社はミュージアムを通じ、安藤百福の『クリエイティブシンキング』を国際都市・横浜から世界へ向けて発信していきます」としている。

 入館料は大人500円、高校生以下は無料(一部別料金)。開館時間は10時~18時。

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