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横浜で6つの「創造的プロジェクト」の公開プレゼンテーション

会場となる「ヨコハマ創造都市センター」外観

会場となる「ヨコハマ創造都市センター」外観

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 ヨコハマ創造都市センター(横浜市中区本町6)で1月21日、企業・NPOなどによる創造的事業の成果発表を行う「ACY助成採択事業 公開プレゼンテーション」が行われる。

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 アーツコミッション・ヨコハマ(ACY)は、横浜に集うアーティスト、クリエーターをはじめとするさまざまな「創造の担い手」たちの活動支援として助成事業を行っており、その一つは、企業や団体がアートやデザインなどの創造産業分野と連携し、コミュニティの連携や新産業の創出、都市の課題解決などに取り組む事業を支援する「横浜における創造的活動助成制度/企業・団体による創造的事業部門」。

 当日は、今年の助成事業に採択された6事業者のプレゼンテーションの後、今後の横浜での創造的活動の展望や可能性をテーマにパネルディスカッションを実施する。

 プレゼンで各事業者が語るテーマは、自社のネットワークを生かした遊具のコンテストを通じて、子どもの創造性を育む「木とふれあう遊具コンテスト」(キクシマ)、水の大切さを学ぶ市民参加型イベント「YOKOHAMA save the water プロジェクト“横浜ウォーターキャンドル”」(ファンケル)。

 市内ファッションデザイン企業が、地域型SPAによる新しい横浜のブランド作りを目指した商品開発・プロモーション事業を行う「ニブロール・メイド・イン・ヨコハマ 2010」(スタジオニブロール)、NPO・インターン大学生・市内企業・デザイナーが連携し、アレルギーや宗教など食材の安全を視認するためピクトグラム・デザインを作成する「おいしい観光都市プロジェクト」(NPO法人インターナショクナル/大川印刷)。

 新横浜を舞台に養蜂を通じて緩やかにコミュニティを形成し、緑化推進やまちづくりにつなげていく「新横浜Honey Field Project」(Hama Boom Boom!プロジェクト)、横浜の観光用iPhoneアプリ開発を産学協同で行い、新たな観光資源とする「横浜観光ガイドアプリ開発と観光資源のデータベース化」(オルカプロダクション)。

 パネルディスカッション後は自由参加の交流会を行い、会場にはHama Boom Boom!プロジェクトが開発した「はちみつビール」やピクトグラム表示の軽食が用意される予定。

 横浜市芸術文化振興財団 アーツコミッション担当の杉崎栄介さんは、「交流会からの参加も可能で、皆さんのネットワークが広がる楽しい交流会にしたいと思います。当日は事業者による製品化されたプロダクトの展示も行います。新たな発想で横浜の未来を拓く挑戦者たちの取り組みを是非ご覧ください」と話す。

 会場はヨコハマ創造都市センター3階スペース。開催時間は13時30分~16時15分(開場13時)。事前申込制で入場無料(交流会は会費1,000円)。申込み・詳細はホームページから。

 アーツコミッション・ヨコハマは横浜市と横浜市芸術文化振興財団が共同で運営する中間支援事業。2007年7月にスタートした。

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