象の鼻テラス「ガリバーの食卓展」に巨大ガーデンテーブル出現

参考画像 ©Stefane Chevillon production ccc

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 象の鼻パーク内の「象の鼻テラス」(横浜市中区海岸通1、TEL 045-661-0602)で12月2日より、「ガリバーの食卓展 違和感から生じる創造力の探訪」が開催される。

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 同展は、「スケール」がテーマで、際立ったスケールの差異を楽しむ作品が展示され、日常生活にはない違和感から生じる創造力の可能性を探る。

 会期中は、日常にありふれた物を巨大化させる手法で知られるフランス人アーティスト、リリアン・ブルジェアさんの高さ約1.5メートルの巨大ガーデンテーブルセットなどが設置されるほか、ファッションデザイナー、皆川明さんによるドット柄のファブリックを用いた新作アートワークも展示される。

 その他、鎌倉を拠点とするパン屋パラダイスアレイの勝見淳平さんと映画「eatrip」で初監督をつとめた野村友里さんとの新ユニット「宙トリップ」が、ブルジェアさんのテーブルセットで実際に食事ができるスペシャルメニュー「ガリバーランチ」(3,500円)、「クリスマス・ガリバーディナー」(5,000円)を提供する。

 「スパイラル/株式会社ワコールアートセンター」、スパイラルガーデン、ギャラリー担当の今野政範さんは「ブルジェアさんの作品は、日常的な物品を極端に巨大化させるという手法により、作品そのもののサイズだけでなく、スペース全体を含めた知覚をもねじ曲げる特異な状況を作り出します。そんな作品のなかで実際に食事のできるスペシャルメニューも用意していますので、こちらもぜひご予約ください」と話している。

 開館時間は9時~17時。入場無料。1月11日まで。ガリバーランチは12月5日、12日、19日、23日、12時~。クリスマス・ガリバーディナーは12月22日、19時~。どちらも完全予約制。

 「象の鼻テラス」は、今年6月にオープンした広場「象の鼻パーク」内の、アート作品展や音楽・ダンスなどのパフォーマンスが行える多目的スペース。同パークは、横浜港発祥の地である象の鼻地区を、開港150周年記念事業として再整備し広場として活用したもの。テラスの運営および企画は「スパイラル/ワコールアートセンター」(東京都港区)が担当している。

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