地下倉庫に眠っていた「横浜トリエンナーレ」の資料を一般公開

展示されている2005年の会場模型

展示されている2005年の会場模型

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 横浜赤レンガ倉庫1号館2階で9月21日より、これまでに3回開催された「横浜トリエンナーレ」の資料が公開されている。

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 主催するのは、横浜トリエンナーレ本展の企画・運営に関わる記録や、市民活動に関する記録を保全・保管し、参照可能な形で整理・分類することを目的としている市民活動「横浜トリエンナーレ市民アーカイブ プロジェクト」。

 「開国博Y150」ベイサイド市民協催の一環として行われており、日本大通りのクリエーターの拠点「ZAIM」の地下倉庫に保管されていた横浜トリエンナーレの関連資料を公開展示している。

 23日14時から、2005年開催時にキュレーターを務めた芹沢高志さんや当時の横浜市の担当者らを招いたトークイベントも行われる。

 同プロジェクト代表の山本亮さんは「展示では3つのトリエンナーレの資料のほか、2005年の会場の模型や作家の作品も展示されています。美術関係者や、作家、ボランティアの市民がどのような気持ちでこの大規模美術展に関わったのか、その一端がご覧いただけると思います」と話している。

 開催時間は11時~20時(最終日は17時まで)。入場は無料。

 横浜トリエンナーレは、2001年から始まった3年おきに開催される現代美術の国際展覧会。資金難や会場の都合などで第2回展は2004年に開催されず、2005年の開催となった。第3回展は2008年に開催され、79日間の会期中に延べ30万人を超える来場があった。

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